チョコレート日本シリーズ 明治製菓×ロッテ 第6戦 高級ホワイトチョコレート編 | 御殿場高原ブログ ~禁煙に失敗したら即閉鎖することを約束させられたブログ~

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いよいよ明治とロッテのチョコレート日本シリーズも大詰めの第6戦です。
今回は高級ホワイトチョコレート対決と参りましょう。
ロッテからは贅沢濃厚ミルクを、明治からはセレクテッド・バニラチョコレートを選出しました。
ホワイトチョコレートはチョコレートではないという意見の人もいますが、最も異物の含まれないチョコレートと考えることもできます。いずれにせよ特殊でありながら絶対的定番でもあるジャンルです。チョコレートメーカーならば落としたくはない試合ですね。

ロッテの場合には多くのチョコレートで言えることですが、口どけをもう少し良くしたいですね。ただこのチョコレートの場合も甘味が強いために、これで口どけが優しいとべたつきすぎるとも考えられますので、一概に口どけを柔らかくしろとも言えないのでありますが。

ミルクの味は濃厚です。辛味がかった酸味がみられ、それ故に甘味がより明確に浮き上がっている感もあります。少し塩キャラメルの風味を印象付けます。

ロッテがシンプルな力強い味わいであることに対して、明治は複雑さをもつ風味が魅力です。

口当たりではバニラの風味が主体でありますが、その後苦味が現れ、甘味や酸味、またその他の風味がバランスよく整っていきます。くどいと言う意見もあるかと思いますが、多少くどいくらいの風味に作り手の狙いはあるのだと感じられるチョコレートだと思いますし、くどい風味でありながらバランスは崩さないのは流石は明治だといわざるを得ません。

ではどちらを勝利とするかであります。
私はロッテを選びます。

どう考えても明治の方が美味しいと思います。明治には作り手の上手さを感じます。
ところが明治の技術や狙いどおりの完成度が、食べつづけると少し嫌味に感じられるようになるのです。

もっとお菓子って、馬鹿馬鹿しく楽しいものだったはずだよねって。
ロッテは贅沢と言いつつも、やっぱりお菓子なんです。元気なんですね。

テレビを見ながら、だらだら食べる怠慢な生活。考えずにボーッとしたい時間。ホワイトチョコの単純な甘味はこのようなシーンでよく似合います。もちろん上等なティータイムやお酒の時間にも似合いますが、そのようなときでも、お茶やリキュールに甘味を添えるシンプルな味わいをもつロッテは便利なのです。

何度か食べたら、私はロッテという結論に行き着きました。
間違っているのかな?

でもこれで明治とロッテが3勝3敗になったからまあいいか!