コンビニあんまんを比較する! 2008-2009season | 御殿場高原ブログ ~禁煙に失敗したら即閉鎖することを約束させられたブログ~

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今回はコンビニのあんまんであります。

ミニストップのあんまんは、といいますかミニストップの中華まんはどれも美味しいですね。コンビニの中華まんの中では、中華料理店の中華まんに一番イメージが近いのミニストップと言い切れます。こちらのあんはこしあんです。少しザラッとした食感で、甘さと共にあんの素朴さが感じられます。全体として皮の張りの強さと弾力性に富む食感が心地よく、あんそのもののレベルを高く感じさせることができていますね。十勝産のものを使っているようですが、圧倒的な貫禄です。良いこしあんはキメが細かいと思っていましたが、食感は石焼芋のようで、素材の風合いが生きるナチュラルさが素晴らしいのです。

こしあんを採用しているのはセブンイレブンもそうですね。こちらは・・・といいますかほとんどのコンビニが井村屋に作ってもらったあんまんを使っているのですが、ミニストップほどの中華料理店の感じはなく、イメージするところの量産型中華まんの皮であります。あんの入った温かいお饅頭というのがセブンイレブンのイメージなのです。あんは非常に柔らかく、トロトロのこしあんです。キメが細かいというよりは、あんそのものの密度がないという感じ。それでもセブンイレブンらしい粗雑な味わいではなく、整った感じはあります。悪くありません。

セブンイレブンのライバル・・・と私が決め付けているのですが、ローソンはつぶあんです。あんの甘味が最もストレートに、口当たりから明確に感じられるのはローソンですね。甘さだけでなく、あずきの皮の素朴さも感じられます。あずきには粒々感はなく、つぶれたあずきの皮が入っているという印象もありますね。しかしローソンのサイドメニューは安直な味の製品が多いと思うのですがどうでしょうか? こちらのあんまんも中華まんやお饅頭の延長ではなく、アンパンの延長にあるあんまんという印象。わかりやすさはあるものの、あんまんが好きな人が設計開発したとは思えないんですね。肉まんのついでに作ったって感じなのです。

本気度が伝わるのはファミリーマートです。こちらは桃色の皮が美しく、そしてほのかな甘さを持っています。こちらも井村屋が作っているわけですが、あずきは粒々した食感をしっかり残し、あずきを食べる喜びというものが明確に感じられます。あんの味そのものも好みです。美味しいこしあんに美味しいあずきが入れたかのようなコントラストある食感が気持ち良いのです。味は甘味が感じられ、それでいてあずきの皮がもつ渋みや素朴さが見られません。故に非常に洗練された印象のあんまんとなっています。これはあんまん好きが企画したとしか思えないのですがいかがでしょうか?

最後にサークルKサンクス。こちらはセブンイレブンのつぶあんバージョン。やっぱり井村屋さんがつくっているのです。つぶあんの食感、風味ともにファミリーマートとローソンの中間的なところで、セブンイレブン同様の量産型中華まんの皮という淡白で面白みのないものであります。

得点をつけるのであれば、高級感を感じるミニストップが82点、洗練されたセンスのよさのファミリーマートが81.5点、セブンイレブンが78.5点、サークルKが77.5点、ローソンが76.5点ですね。