昨日、
「子どもたちがわくわくする学校って
どうしたらできる?」
木村泰子先生の講演会に
行ってきました
木村泰子先生は
大阪府生まれ。
2006年に開校した
大阪市立大空小学校の初代校長先生。
大空小学校では
「すべての子どもの学習権を保障する」
という理念のもと
教職員や地域の人たちとともに
障がいの有無にかかわらず
すべての子どもが
いつも一緒に学び合っています
2015年春に
45年間の教員生活を終え
現在は講演活動やセミナーで
全国で引っ張りだこの先生です
今回は
グループワークも取り入れた
対話を大切にした講演会で
会場は
90名満員御礼
キャンセル待ちも出るほどの人気でした
大空小学校が映画化された
「みんなの学校」
の劇場予告編がこちら
講演会で
大空小学校の説明のために
こちらの映像が流されましたが
この予告編だけでも
同じグループのお二人の方は
感極まって
涙されていました
木村先生のお話で私が
特に印象深かったお話を
1つご紹介します
「廊下は右側を歩きましょう」という
校則に従って1年生の女の子が
歩いていたら
三年生くらいの男の子が左側を歩いてきて
2人はぶつかりました
その様子を見ていた木村先生が
一年生の女の子に
「左に避けたらよかったのでは?」
というと
女の子は
「私は校則守って左を歩いていたから
悪くない!!先生間違ってる!!」
って言われたそうです
先生は
職員室に戻って
他の先生方へ
このエピソードを話したら
誰もどうしたらいいか
答えを出せなかったそうです。
そこで翌日
全校朝会で子どもたちに
聞いてみたそうです。
そしたら
「廊下は右側を歩きましょう
という校則は何であるのか?」
↓
「ぶつからないため」
↓
「じゃあ
『廊下はぶつからないように歩く』
を校則にしたらいい」
という結論がすぐ出たそうです
そしてこの校則にしてから
廊下での
怪我件数がゼロになったそうです
右側を歩きましょうと掲げても
右か左か
理解できない子もいる
子ども一人一人の状況で
校則がどうしても守れない時がある
その校則は
皆が守れる校則ですか?
守れないなら
どんな内容なら
皆ができるのか
このお話をきいて
これこそ
誰も取りこぼさない
インクルーシブの考え方だなと
感銘を受けました
そのほかにも
すごく勉強になるお話がいっぱいで
私は
将来を担う子どもたちのために
何ができるのか
とても考えさせられて
胸が熱くなりました
内容が盛りだくさんで
充実した講演会でした
そんな木村先生のお話を聞ける機会が
3月9日にもあります
こちらも先着順で
すぐいっぱいになりそう
ぜひ
これからの学校の在り方について
子どもたちのために
考えていけたら
素敵ですよね
私もさっそく申し込みます
ご興味ある方
ぜひご一緒できたら
嬉しいです