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小1・3歳、2人の男の子の子育て中。
小児科ナースみわです
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先日こちらのブログに書きましたが、この週末「性教育」の座談会に参加しました。
講師として、性教育を伝える活動をしている保健師さんをお招きして行った今回の座談会。
とても勉強になったので、こちらでも一部シェアしたいと思います。
まず、
性教育とはそもそも何か。何のためにやるのか。
ここが曖昧だったと気付きました。
実はユネスコが中心となって作成した「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」というものがあるのです。
それによると、性教育とは
第二次性徴や性交、避妊や性感染症の予防などといった狭い意味ではなく、
人間関係、人権、ジェンダーなど広く包括的に学ぶもの
とされています。
「包括的性教育」と呼ぶそうです。
生きていくために必要な力を身につける大切な教育
なのだなと改めて思いました。
そして、このガイダンスによると性教育は
5歳から。
日本のほとんどの教育現場では、この年齢だと何もないことが多いですよね。
(一部の保育園や幼稚園、小学校でいのちの授業等として取り扱っているのは見たことがありますが。)
いやー、ほんと日本って性教育後進国なんですよね
そして、この時期から教えると何が良いのかも改めて気付きました。
自分の体のことを知り、大切にする
そのことだけでも意義があると思うのですが、
性教育は、
性犯罪から身を守る
ことにもつながるのです。
この時期の子どもたちは、他人にプライベートゾーン(=水着で隠れる部分)を触られても、それにどんな意味があるのか分かりません。
分からなければ、信頼できる大人に助けを求めることもできません。
残念ながら、子どもが被害者になる事件は少なからず起きています。男の子でもです。
プライベートゾーンは他人に見せない、触らせない。何かあったら大人に言う。
しっかり伝えないとなと思いました。
そして、
幼児期からオープンに話せる関係性を作っておくと、思春期になって活きてくる。
ということです。
これは性教育に限ったことではないと思いますが、親にうやむやにされてしまうと、これは話すべきではないことなんだな、話しても仕方ないなという認識になってしまいます。
そうすると、思春期になって、こちらが伝えたいと思っても、なかなか難しくなってしまいます。
そうならないように、
何か聞かれても動じずに科学的に正しい知識を伝えること、しっかり話し合うことが大切なのだなと思いました。
(親の勉強・訓練も必要ですね。)
今は家庭の意識の差、偶然学校で取り扱ってくれるかということで、子どもたちの学べることが限られてしまっているのが現状です。
学校で子どもたち同士でもオープンに語れる、そんな教育現場になるといいなと思っています。
性教育。また自分でも勉強したいと思ってます。
こにらはお勧めされた本です↓
少しでも、興味をもっていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
みわ