宇宙の神秘 日食に感動! | 妻と夫の心地よい暮らし

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結婚7年目の夫婦2人暮らし。自分たちが心地よいと思える暮らしを目指し、日々協力しながら生活しています。2022年秋から、夫のアメリカ駐在に帯同中。日常のあれこれを自由に綴っていきます。

こんばんは。
 
 
昨夜ブログをポチポチと打っていたら、保存する前に誤って閉じるボタンをクリックしてしまいました。何故!?何故なの私!?ゲロー当然、書き掛けの文章は消え、再度アメブロを立ち上げるも、白紙の画面しか残っていませんでした絶望たまーにやるんですよね、コレ。泣きたくなった…泣
 
 
ということで、この記事はしつこいくらい細かく保存しながら書き進めています。


 

先日、とても貴重な体験をしました。


4月8日(日本時間4月9日)に、アメリカで皆既日食が観測されたのです!!

 

 

月が太陽と重なることで、太陽の姿が隠れてしまう日食。晴れお月様地球

 

 

太陽が三日月の様に欠けて見えるのを部分日食。月が太陽を完全に覆い隠し、太陽が見えなくなるのを皆既日食。同じく月が太陽を完全に覆うけど、月の方が小さくて、太陽が輪っかの様に端からはみ出るのを金環日食と呼びます。

 

 

アメリカで皆既日食が観測されたのは2017年以来。当時の皆既日食は、西海岸から東海岸を横断する軌道だったそうです。

 

 

今回の軌道はどうなのか。

NASAのサイトで確認してみましょう下矢印

 

 

 

 

写真にあるように、黒いラインが敷かれている範囲内が、皆既日食の観測可能地域です。メキシコ側からぐぐぐっと上がっていき、東海岸側に抜けていきます。

 

 

オハイオ州のCleveland(クリーブランド)という都市も範囲内になっています。私たちの街はどうなんだろうキョロキョロ

 

 

 

 

惜しい!おーっ!シンシナティのカバー率は99.7%。皆既日食の範囲に、あと一歩届かずです。

 

 

このマップでは、主要な都市や郵便番号を入力すると、目的の場所でどのくらいの日食が見られるか調べられるようになっていました。なんて便利ひらめき電球試しに西海岸端っこのシアトルの様子を確認すると、部分日食が少しだけ見えるようでした。

 

 

太陽の様子はリアルタイムで確認出来ます晴れこのスクショを撮った時には既に日食が始まっていたため、写真の太陽は欠け始めています。

 

 

100%ではなくとも、こんなものを見られる機会なんて滅多に無い!我々も日食を観測しようではありませんか!物申す

 


 

 

image

 

 

日食を観察するには、専用のメガネが必要です。肉眼で直接太陽を見るのは、眼を傷めるので絶対にNG!バツレッド確かに、普段の生活で一瞬太陽を見ただけでも、しばらく眼がチカチカと変になりますものね。



サングラスや黒いフィルムでも、太陽の強い光線や熱を遮断し切れないので、使用できませんバツレッド必ず専用のメガネを用意します。

 

 

Amazonで販売されていたり、あちこちで配布されたりしていました。

 

 

8日当日は朝からソワソワ凝視NASAのサイトを見ながら、日食がどこまで迫ってきているか確認します。14時を回った頃、いよいよ私たちも家の外に飛び出しました!ランニングランニングダッシュ

 

 

外に出ただけでは、まだ変化は感じません。ドキドキしながら専用メガネをしっかり装着。目の前が真っ暗闇で、何の光も通りませんキメてる風景も手先も全く見えない。その状態で、太陽の方を見上げます太陽

 

 

真っ暗な空間に、ポンっとオレンジ色の丸が浮かんでいるのを見つけました。



あれが太陽か!そしてそして…欠けてるーーーー!!!!!!びっくり

 

 

本当に欠けてるーーーー!!!!ひらめきまさに上の写真の様に、くっきりオレンジ色の太陽が、右下から欠けているのが見えました。



凄い凄い!拍手大興奮ですキラキラ

 


 

 

 

こちらは半分以上欠けたタイミングで、スマホで撮影した写真です。レンズに専用メガネをピッタリ重ねた状態で撮影しました。写りは全然良くないけど、欠けている様子は伝わるかとσ(^_^;)

 

 

スマホで直接太陽を撮影するのは、レンズ故障の可能性があるので止めた方がいいそうです。第一、スマホのカメラくらいでは綺麗に写りません真顔私も1〜2枚試みて、すぐに止めました。

 

 


専用メガネの他にも、小さい穴が開いたザルを通して地面に映る光を観察したり(失敗)、NASA考案の観察ボックスを夫が作ってみたので、それで観察したり(こっちは成功!チョキ)、品を変え時間を変え、日食観察を楽しみました。

 

 

日食のピークを迎える少し前に、近くの広場へ足を運んでみました歩く広場には人が沢山!皆さん思い思いの場所で、太陽を見上げています。

 

 

その頃には、外がジワジワと暗くなってきていました。それが何とも不思議でおいで通常の夕方や日暮れの暗さとは全く違うんです目周囲が全体的に茶色いというか…サングラスや調光レンズを掛けている状態に似ています。

 

 

太陽という強力な光源が隠れているからなのか、周囲の明るさに対して眼の焦点が合わない感覚がありましたうーん「私の眼が変なのか?」と、何度か自前の眼鏡も外して目をシパシパとさせていました目

 

 

そして寒い。この日は気温が25℃前後あったはずなのに、どんどん肌寒くなってきました。半袖Tシャツに薄手のパーカーだけだと心許ないくらい寒い。



太陽の熱が遮られると、短時間でもこんなに気温が変化するのか。改めて太陽の有り難さを実感します晴れ

 

 

その後、いよいよ日食のピークを迎えました!!専用メガネで見る限りは、太陽はほぼ完全に隠れており、オレンジの点がほんの僅かに見える程度。

 

 

 

 

それなのに、空の写真を撮ると太陽がハッキリ写っています。これでも99.7%隠れてるんですよ!!残り0.3%の存在感強過ぎませんかあんぐりハッ

 

 

これがカバー率100%の地域、皆既日食が起こっている場所では、夜の様な暗闇が訪れるそうです星空一瞬だけ暗闇になり、その後に光が差すなんて、なんて神秘的。

 

 

0.3%の太陽が頑張っている私たちの地域では暗闇にはならず、写真の様な茶色い世界が広がっていました。写真だと明るく見えますが、実際はもっと暗かったです。街灯や建物の明かりの方が目立っていました。昼間なのに凝視

 

 

グッと暗くなり、そして瞬く間にふわ〜と光が増し、周囲が明るくなってきました。すごーい!!キラキラキラキラ



周りからも"Whoooooo!!!!!!拍手"と大歓声。皆んなで興奮を共有している感じがして楽しくなりました。これが、これが日食びっくりマーク

 

 

その後、太陽がゆっくりと顔を出していく様子を眺めながら、自宅へと戻りました。





いや〜、とっても貴重な体験が出来ましたアップこの記事を書くために色々なネットニュースや記事を読み漁り、改めて事の重大さを知ることとなりました。

 

 

世界的に見れば、日食自体はそれなりの頻度で起こっています。しかし、それが観測できる地点を通るかは、また別の話晴れ



部分日食は数年に一度、皆既日食や金環日食は十年から数十年に一度しか見られないそうです。また、自分の居住地の真上となると…「三百から四百年に一度」と書かれている記事もありましたΣ( ̄。 ̄ノ)ノめちゃくちゃ貴重じゃないか驚き

 

 

そのため、今回の皆既日食におけるアメリカの経済効果は絶大だったらしいですアメリカ



学校は休みのところもあり、大勢の人が軌道のエリアへと旅行に行きました飛行機該当地域のホテル代もぐーんと値上がりしたそうな。ちょうどエリア内に入っているナイアガラの滝にも、多くの観光客が押し寄せたそうです。



この春一番の一大イベントとして取り上げられていましたびっくり

 


普段、気が向いた時しかニュースを見ない我が家。日食が起きることも、実はギリギリまで知りませんでした滝汗



夫が出先でたまたま情報を得て間に合ったから良かったものの、知らずに8日を過ごして、後で大後悔するところでした不安危ない危ないε-(´∀`; )

 

 

人生に一度出会えるか分からない珍しい皆既日食を、アメリカの居住地で見られるなんて本当にラッキーでしたおねがいキラキラ



日本では、2030年に北海道全域で金環日食、2035年に北陸〜関東北部で皆既日食が見られる様です。もしかして、もう一度見られる…?目専用メガネは大事に取っておこう笑

 

 


以上、初めての日食観察レポでしたPC載せられる写真が少なくて、文字ばかりの説明になってしまいましたお願い長過ぎーアセアセここまで辛抱強く読んでくださった方、本当にありがとうございました!!

 

 

それでは本日はこの辺で。皆さまも良い1日をお過ごしください花ありがとうございましたー!