タイ10日間~息子と二人旅(8)ラノーン | 島くらしの手帖 瀬戸内海・周防大島編

タイ10日間~息子と二人旅(8)ラノーン

2019.01.04.Fri.DAY08 ラノーン


日本時間の朝5時から6時に目覚めることが多い。こちら時間では3時から4時ごろ。地球の歩き方を見てみると今回取り損ねた二つの宿が載っていた。価格的にアゴダやトラベルコで予約するような安宿が載ってることは珍しいのだけど。そのふたつともがとても良さそうだった。一軒は同じくらいの宿代でJCBが決済に使えずあきらめたけど、旅のガイドとして優秀らしい。もう一軒はバスターミナルからも温泉からも少し遠く値段も三倍くらい、と言っても2000円程度なのだけど、温泉と経営が同じで無料送迎バスがあったらしい。ホテル部門はラノーン最高級。系列のゲストハウスは新し目。かなり綺麗でホテルのプールも使えたみたい。遊は喜んだだろうな。地球の歩き方で宿を探すということをしなかったし、地球の歩き方歩き方をよくよく見ると地図が詳しかったり。ピピでの贅沢直後のブッキングだったので、かなりのケチモードになっていた。節約できた金額はたったの1500円。ビンボーを極めてらしさを味わうのか、円相場、物価の違いで贅沢を極めるのか、旅の方針を固めておくべきだった。言っちゃなんだが、日本を出るまで、そんな余裕は無かった。そんな余裕を作らなかったことを反省すべきではある。今夜8時のバスまでのラノーン滞在。持て余さずにどう過ごすか。ホテルのプール、世話好きガイドのいるゲストハウス、どちらもうらめしい。ケチってやーね。
今いるホテルは12時チェックアウトなので、荷物を置いたまま町歩きできるのが救いかな。町の中心部にあるし。うん。
朝の散歩。かなり歩いてきたの外れにある市へ。交差点から四方にギッシリ店が並ぶ、肉、魚、野菜、果物、調味料などの食材、いろんな料理、花、服、くじ、行き交う人も多く、どの店も接客に忙しい。町が生きている。不躾にカメラを向けるもみんなが笑顔。どの店も写真に収めたくなる。八戸の朝市もすごかったけど段違い。心の中でスゲースゲーと繰り返した。
こういう市、屋台での食事を好まない息子に少々腹を立てつつ、食事のできる店を探しながらホテル方面に戻ると昨晩急いで食事をした屋台村のようなところが市場であることに気づく。昨夜の閑散とした雰囲気とは異なり、この市場も活気にあふれる。6種類くらいの汁気の多い炒め物から選んでご飯にかけて食べる屋台が30バーツ。試しにハーフ&ハーフを頼んでみたら40バーツ。できるんだ?という喜びと適正と思われる価格設定が気に入る。食べながら店と店主のたたずまいが、またなんとも良くって「日本に来る機会があれば我が家を訪ねてください」という旨の手紙を渡した。店主はシリポンさん48歳。
今日は一日温泉三昧ということで、まずは一番遠いポールン温泉を目指す。ソンテオとい小型のバスもあるらしいのだが、乗り場がわからず、またまたモーターサイのお世話になる。片道20キロをスクーター三人乗りはちょっと怖かったけど150パーツ。お尻が痛くなるくらい遠かった。やっとたどり着くとゲートが閉じられていてNO!みたいな感じで、何がNO!かと思ったら、台風の影響でお休みだと。これ、バイクのお尻に乗ったままのやりとりで助かった。そのまま市場方面に戻ってもらいながら、別の温泉に向かってもらう。こっちもやってなかったら何もすることがない。またお尻を痛めながら温泉に到着。こっちは大丈夫。往復で300バーツの支払い。無料の足湯に浸かり、40バーツの温泉に浸かり、付近を散策するとオンドルみたいな温熱床で寝たり瞑想したりする空間があったり、さらにもうひとつの温泉があってこちらは無料。じゃあこっちでよかったじゃん!て感じだけど、こちらは更衣室もロッカーも無いので、ちょっと難しい。とそこへ、バイクでやってきたおばさんは、服を着たまま湯に浸かり始めた。ヘルメットも取らずに。またそのままバイクに乗って服を乾かすんだろうか。常夏のタイに温泉テーマパーク的な一帯。観光客に限らず利用者が多いのは不思議。
市場通りに戻って行ったり来たり、ヨーガとマッサージをしようかと思ったけど、上手く時間が合わず、持て余す。8時のバスまでまだまだだけど、バスターミナルに向かう。またまたモーターサイのお世話になる。KIWI HOTELのカフェで時間をつぶしつつ、店主に声をかけタイスキのお店を教えてもらう。徒歩20分の距離を歩き始めてすぐに大雨。バスターミナルに引き返して付近のお店でゆっくり食事。日中市場通りで出会った「私も今夜のバスでバンコクに戻ります」という日本人女性と再会。一日中歩き疲れた。少し遅れて来たバスに乗りすぐに落ちた。
 



 

タイ10日間~息子と二人旅(1)バンコク

タイ10日間~息子と二人旅(2)チュンポーン

タイ10日間~息子と二人旅(3)スラターニ~クラビ―

タイ10日間~息子と二人旅(4)ピピ

タイ10日間~息子と二人旅(5)ピピ

タイ10日間~息子と二人旅(6)ピピ

タイ10日間~息子と二人旅(7)プーケット~ラノーン

タイ10日間~息子と二人旅(8)ラノーン

タイ10日間~息子と二人旅(9)バンコク

タイ10日間~息子と二人旅(10)台湾

 

https://ameblo.jp/miurau/entry-12408645006.html

無農薬栽培の玄米などを販売しています。