先月、国立劇場で行われている妹背山婦女庭訓をみにいった。
国立劇場での観劇は、今回で本当に最後になる。
いつも裏側から敷地に入った。
もうこの光景も見ることはないのだろう。
この日は雨だった。
いつも正面を見ると、毎回その大きさに迫力を感じる。
取り壊されるのが、もったいない。
前月に続き、妹背山婦女庭訓。
殺風景な入り口から、
豪華なロビーへ。
劇場内に入ると、何かわくわくとさせられる。
一番後ろの席であっても舞台はもちろん、花道もしっかりと見える。
とても見やすかったので、なくなるのは残念だ。
この劇場で観る、最後の歌舞伎を噛みしめながら観劇した。
妹背山女庭訓を、道行恋苧環から入鹿誅伐まで。
歌舞伎らしい歌舞伎を観ることができ、とても感動した。
筋書
ありがとう国立劇場。
さようなら国立劇場。
ロビーにゆるキャラが集合していた。
でんちゅうくん
くろごちゃん
せんとくん
カブッキー
帰り、富士は雪化粧していた。
前日の行きしなは雪はなかったのに。
この日、雨だったので、富士では雪だったのか。