5月最後の日曜日ですね。^^

テレワークが終了し、
明日から様子を見つつの出社・・・
と言う方もいらっしゃるのかな?


久しぶりの電車通勤を思うと
若干の緊張を身体に覚えている・・
と言う方も多いかと思います。
そんな時は、それを否定したり
無理に消去しようとせずに、
「あ、私、いま、緊張しているんだな」
と、ただ認めてあげること・・・

この「自覚」が、今後、とても大切になってきます。^^

(私も先日久しぶりに電車に乗りましたが、
座った時に無意識に拳にぐーっと力が入っていて、
それを自覚した時にびっくりしてしまいました^^;)

 

 


 

 

さて、私の週末は・・・と言うと、
書けなくて、書けなくて、あせる
気づけば1か月が経過していたと言う
心理測定法の初回レポート
昨日、どうにか提出することができました。音譜
今月中に1本書くのが目標でしたので、

どうあれ「提出できた」と言う事実に
今、胸がいっぱいです。笑い泣き

 

 

ただ、要点がズレていたり、
教授の指示に則っていないレポートに関しては、
容赦なく「0点
笑い泣き」と見なされるようですので、
ある程度、覚悟をした上での提出でした。あせる

 

返却されたレポートの指摘を元に

どこを修正してゆけば良いのかを
検討してゆく作戦に変更しました!

一回で完璧に仕上げて
OKを貰おうとするから辛いんですよね。あせる

(これ、私の悪い癖^^;)
再提出は2回まで出来るそうなので、
不完全なものから少しずつブラッシュアップしようと
気持ちをゆるく切り替えました。

 

 

とは言え、私にとって、
心理学のレポートを書くにあたり
何が難しいのかと言うと、

慣れないエクセル作業や
普段使わない文体のお作法以上に、

 

 

「データ事実(結果)をありのままに見て自分の頭で思考する」

 

 

と言うことに尽きると思います。

 

 

え?それって、得意そう!
普段から出来てるんじゃない?

 

 

と、この間妹から言われました。汗

 

 

実は私も、実際にレポートに取り組むまでは
そう思っていたんです。

 

 

ところが・・・笑い泣き

 

 

書けないんですよねえ・・・これが。滝汗

 

 

 

前回のブログ記事にも書いた、
https://ameblo.jp/miuphotobrary/entry-12600061779.html
「ミュラーリヤー錯視」の実験でも、
先行研究として、だいたい
「~~の場合は~~となると考えられる。」
と言う広く認知された「傾向」が一応はあります。

参考書も多数出ています。

 

 

でも、自分で実験をして、
そのデータ結果を集計すると、
認知された「傾向」とは異なる外れたデータが
収集されたりするんです。

 

 

 

それを、
 

「偉い研究者の方たちが導き出した
普遍的な傾向からは外れてしまいました。
失敗しちゃったのかも~てへっ!爆  笑

 

 

とレポートに書ければ話は早いのですが、(笑)
そこから、

 


「なぜ、そのような結果が得られたのか」

「なぜ、先行研究とは違う結果となったのか」

 

 

を、仮説、推論、検証し、
誰もが納得できるデータを添えた上で
「~~~だから、~~~だったと考えられる」
と言い切らないといけない。
 

 

自分で得たデータ結果に、
自分で責任をもって、
検証し考察をする。

 

 

このプロセスが正直ものすごく
「しんどい」、もっと言っちゃうと、
「めんどくさい」わけです。あせる

 

 

とりわけ普段は、

写真にしろエッセイにしろ、


「~~と思う」
「~~と感じる」
「~~な気がした」

 

と言うオリジナルの”感覚”を

「形」にする世界を享受し
そこに幸福を感じて生きている私です。


 

それらを「個人的主観」として
できうる限り排除してゆくのが、
「理系」や「科学」論文の世界なのです。

 

「科学」と言うものに対する
以前からの否定的な思い込みや、
敵視も手伝って、
自分がそれに屈している感じもして
意味不明なイライラ発動・・・ショック
 

 

 

たった2行の文章を書くのに、
ある日気づいたら

4時間くらい経過していたことがあり、
「私、いったい、今日、何してたんだろう?」
とたまらなく虚しくなったこともありました笑い泣き

 

 

 

そして、そんな日は、
自分の理解力がないのを思い切り棚に上げて、
 

 

 

「これって、一体、何の役に立つの?」
「これが出来たからって、

人は救われるのかな?」
「つーかさー、データとか実験で、
ぜってー心の傷とか癒せねーから!イラッ

「少なくとも、私の心の傷みは
データ分析で治んないしー!イラッ
「だから科学は嫌なんだよー!イラッ

 

 

と、ひとりヤケクソになり、
部屋で暴言を吐きまくっていました。
(かなりの罵詈雑言お許しください汗

 

 

 

でもね、そんな負のループに
どハマりしていた時に、
とても信頼している友人の美湖さんと
久しぶりにZOOMで話す約束があったので、
今、レポートが書けなくて苦しんでいる現状を
ありのままに打ち明けたんです。
 

 

その時にね、彼女があまりにもナチュラルに
こう尋ねてきたんです。

 

「みゆさんは、どうして大学で心理学を勉強しようと思ったんですか?」

 

って。

 

 

「心理学の基礎をちゃんと学びたいと思ったからなんだけどねえ・・・」

 

 

 

とその時は答えました。
確かにこれは入学を決めた当初からの動機だったので。

 

 

 

でも・・・今の自分は、
その動機から離れ、逆行しているとは言えないかな?

この気持ちでこの先も勉強をしてゆくのは
自分にとっても決して幸せではないよな?

 

 

そこで、ZOOMを終えた後から、
改めて、

何故、「統計学」や「心理学実験」が
心理士認定の必須科目になってるんだろう?

と言うことを、冷静に考えてみたのです。

 

 

 

これまで民間で開催されている心理学講座や
カウンセラー講座で、
「統計学」や「心理学実験」の学びを強要されたことは
一度もありませんでした。

つまり、この2科目以外の内容に関して言えば、
民間のカウンセラー講座でも
ある程度は網羅できるし、習得も出来るのです。

 

 

だとするとこの2つの科目で
トレーニングし、取得し得る内容こそが、
狭義の心理カウンセラーと
広義の心理カウンセラーを区別する
最も重要な「資質」なのでは?


 

 

そう考えた時に、
以前、公認心理士さんから
SE™療法を受けた際、
初回のインテーク面接でのやり取りを思い出しました。
 

 

私は、初回の面接で、
自分が諸々の書籍を読んだ上で
ある症状名が当てはまるので
「それ」ではないかと思う・・・

と伝えると、心理士の先生は、

 

 

「さとうさんは、沢山、本を読まれているのですね。
でも、私には、まだ、あなたが~~だとは考えられません」

 

 

と、はっきりおっしゃったのでした。

その時、ちょっとびっくりしたのを覚えています。

何故なら、カウンセラーと言うのは、
クライエントの話に対して、
「いったんは無条件にすべてを受容する」
ものだとばかり思っていたからです。

 

 

 

でも、今にして思えば、
まだ初回の面接で、
クライエントからの少ない情報の中で、
自分の頭で分析、検討もせずに、
結論を出せるはずもないわけです。

むしろ、クライエントの言うことを鵜呑みにして
今後の治療方針を立ててしまうことが
どれだけ危険なことか・・・。

 

 

 

また、心理学の分析と言うのは独特で、
例えば、自分が立てた仮説が、

 

「Aさんは不安神経症かも知れない」
 

と言うものだったとすると、

「不安神経症である」ことを証明するのではなく、

 

 

「Aさんは不安神経症ではない」

 

 

と言うことを証明する手続きをし、
「不安神経症ではない」ことが証明できなかったから
「Aさんは不安神経症であると考えられる」と言う
分析プロセスを踏むのです。

証明プロセスの始点が逆なのです。

 

 

 

ここには、心理士が自分の「主観」を
どれだけ戒めなくてはならないか・・・
と言う警告がみてとれます。

 

 

 

つまり、「心理統計学」や「心理学実験」は、
実際の臨床に向き合った時の、
自身の「主観」をどう「統制」するかの
訓練であり、
クライエントの言葉や状態に振り回されず、
可能な限り精確な治療方針を

見立てるための準備、
思考回路づくりなのだと

現時点では受け止められたのです。

 

 

 

この考えに至ってから、
あれほど書けなかったレポートの文章が
少しずつですが前に進むようになり、
どうにか書ききることができたのでした。おねがい

 

 

困難を乗り越えようとするとき、
自分にとっての「意味」を見つけることって
改めて、大切なんですね。

(きかっけをくれた美湖さんには本当に感謝!ラブ

 

 

これを卒業までに
あと何回繰り返すことになるやら・・・あせる
分かりませんし、
その都度、あまりの不出来さから、
罵詈雑言を吐くことも多々あるんでしょうけれど、爆  笑
レポート課題への意味付けが
私の中でゆっくりと変わりつつありますので
躓きながらも、前に進めそうな気がしています。

 

 

 

 

いつか数年後に、
今日のブログを読んだ時に、
「わたし、あの頃は青かったなあ・・・」
しみじみ思い返したいものです。照れ

 

 

 

さて、来月の実験レポートも頑張ろうっと♪
(でもやっぱり、つらいけどねっ・・・爆  笑

 


いま、同じ学びの途上だよ~と言う方も、
一緒に頑張ってゆきましょうね^^

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後までお読みくださり
ありがとうございます。^^

さとうみゆき

 

 

 

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