オペレッタ鑑賞★オペラ歌手の歌声が聞こえないって・・・

昨日はウィンナ・オペレッタのガラコンサートに行ってきました。
半年前に行った、佐藤しのぶ＆現田茂夫婦出演のガラコンみたいな感じです。
今回はあの夫婦が出ない代わりに、バレエが入って華やかにステージを盛り上げていました。
出演する歌手の皆さんは、二期会会員の人たち。
それでもって、今回は訳詞・・・つまり日本語でのコンサートでした。

★感想★

結構イイ席（１階の前から20列以内でセンターブロック）だったのですが
歌手の歌がほっとんど聞こえないんですよ。
バリトンの宮本益光さんの声はよく聞こえたんですけど、それ以外の人は全然！
オーケストラの音でかきけされちゃうの。
いつものオペラと違って、オーケストラは歌手よりウシロにいるのに・・・ですよ。
これって、どう思いますか？

１、オペレッタなので、オーケストラは歌手に遠慮して音を小さくするべき
　　指揮者の指揮が意地悪だった。

２、指揮者は大ホール全体に響くように、オケの音を調整していた。
　　歌手はそれに合わせて声量を上げるべきだ。歌手の力不足。

うちの父は、絶対に１だ！って言ってます。
でも、私としては、神奈川県民ホールみたいに大きなところで歌うからには
（県民ホールは、オペラをやれる劇場では日本で１・２の大きさだそうです）
それなりの声量が必要なんじゃないかなー？と思うんですよね。
特に昨日は、ほぼ満員。チラっと上をみたら３階のサイド席までいっぱいに埋まってました。
それだけ人の洋服やらなんやらが、音を吸っちゃうから響きにくくなります。
ど素人の私にだってわかります。

ダレが歌手を決めたかわからないけど、
大ホール向けの、”声量のある歌手”を呼んでくれればよかったのに～って思いました。

うちの父は宮本益光さんのコトを「声がデカイだけの力技の歌手」って評してるけど
絶対に　声がデカイ歌手＞＞＞＞＞小さい声の上手な歌手　だってば。
だって、オペラ行って歌が聞こえなかったら意味ないもん。

グチグチ書いちゃいましたが、歌があんまり聞こえない以外は
指揮者の松尾葉子氏の指揮はパワフルだし（体が小さい人なのにすごいの）、
神奈フィルの演奏は相変わらずまとまってていいし
バレエはキレイで素晴らしかったです。
、、、、斎藤拓さんって男性のバレエダンサーが、何もかもすごく良かった。ジャンプも回転も！
あとは、ラウンジに無料のシャンパンやコーヒーやら菓子やら用意されてて
満足いくガラコンサートでした＾＾

次に劇場に行くのは１月中旬、オペラ「こうもり」です。
これまたオール日本語訳詞みたいです＾＾