ある朝ビーチでクラトム茶を飲んでいると、ボーイ君の友達から、今から家でチムチュムをするから来ないかと誘いがありました。
宅飲みで朝から酒を飲むのもどうかと思いましたが、成り行きで4,5人で行くことになりました。
ジョムティエンの某大規模コンドミニアムで、ボーイ君の友達は、ファランのスポンサーが借りてくれている部屋に住んでいました。
チムチュムは、素焼きの鍋と炭火を使う料理ですが、さすがにコンドの部屋の中では出来ないので、電気鍋を使うようでした。
部屋にはキッチンが無いので、調理は床でします。
肉に下味をつけ、野菜を切るのも手慣れた感じでした。
豚肉とイカと、野菜を準備し、タレは市販のものを使うようでした。
チムチュムが出来るのを待っている間、床ではビールを飲みながらカードゲームが始まりました。
どうやら、食事よりもこのギャンブルが目的のようで、みんな小銭を準備してきていました。
はじめて見るカードゲームで、ルールは知らなかったですが、見ていると親の数字よりも大きいカードの組み合わせを出せば子が勝つという単純なゲームのようです。
誘われてゲームに入ると、勝ったり負けたり。
ただ、親が寺銭を取るわけではないので、親がミスをすれば子が確実に儲けられるゲームのようでした。
チムチュムが出来たので、食べながら2時間ほど延々とカードゲームをしました。
1回のお金の動きは5バーツから15バーツですが、200バーツほど勝ちました。
タイ人はギャンブル好きが多いですが、確率論を知っている人はあまりいないようで、気分で賭けている感じです。
初めてやったゲームなのに、何故で勝てるのか不思議がられましたが、期待値が100%のゲームなので、ミスをしなければ負けることは無いのですが。
期待値60%以下で完全に運任せの宝くじが大好きなタイ人には、説明してもよく理解できないようでした。
午前中からビールを飲んで、眠くなったので昼頃帰ることに。
勝ったお金はチムチュム代として、分配してあげました。