今回の旅行でも、ジョムティエンビーチの南側のエリアに滞在したので、近くにあるヤイマーク・マーケットという屋台村に何度も食事に行きました。
ここは何十件も屋台が並んでいて、生バンドの演奏などもある賑やかなナイトマーケットです。
今回行ってみたら少し改装されていました。
全部ではないですが、テーブル席に屋根が付いていて、にわか雨が多い雨季でも安心です。
また、日本風の赤ちょうちんや、鳥居、桜の造花などがあり、日本の縁日を意識している感じでした。
ただ、日本人のお客はほとんど見かけませんでした。
集客にも力を入れているようで、モーラムの生演奏もありましたが、お客が少なくちょっと寂しい感じでした。
特にイサーン地方の珍しい食材を使った辛い料理が多いです。
ラオス出身の馴染みのボーイ君が、珍しいキノコがあるので食べたいということで、ちょっと高かったですが注文してみました。
ヘットトープ (ツチグリ・土栗)というキノコで、タイの北部のチェンマイやイサーン地方で、雨季の6月にしか生えない珍しいキノコだそうです。
ツチグリのスープ、ゲーン・ヘットトープ。100バーツ。
プチプチとした珍しい食感ですが、味は微妙な感じ。
トリュフに似ているという人もいるようですが、そこまで香りも良くありませんでした。
ジャンボタニシ、ホイコム。
イサーン地方で良く食べるそうで、結構実が大きく食べごたえがあります。
ちょっと臭みが強いので、辛いソースを付けて食べます。
生の牛肉の刺身、コイヌア。
生肉なのでちょっと心配になりますが、新鮮な牛肉や牛の内臓だったので大丈夫でした。
スパイスやハーブでかなり辛めに味付けしてあり、日本ではほとんど食べられない珍味です。
牛のもつ煮込み、トムセープ・ヌア。
牛モツ煮込みですが、日本のモツ煮と違い、大腸などの他に、レバーやタン、センマイなど、色々な内臓を丸ごと煮込み、注文する時にカットしてスープに入れて出してくれます。
長時間煮ているためか、臭みが少なく、柔らかくて美味しかったです。
カエルの肉を使ったガパオ、ガパオコップ。
カエルはミンチになっているので、グロテスクさは感じず、挽肉料理のような見た目です。
細かい骨ごとミンチにしているので、小骨が入っていて若干食べづらいです。
味はあっさりとしていて、鶏のささみ肉のような感じでした。
パタヤには、イサーン地方やラオスからの出稼ぎ者が多いので、屋台料理もイサーン料理が多いです。
今回は、雨季にしか食べられない珍しい料理もあり、なかなか面白かったです。