2024春 世界遺産 ティルタ・ウンプル寺院へ | ミッツの旅行記

ミッツの旅行記

旅行記が中心です。ゲイボーイズとの交流が中心で、不健全な内容もありますので興味のある方のみお願いします。
自分の備忘録用で情報発信が主目的ではありませんので、情報が古かったり不正確だったりすることがあるためご了承下さい。

バリ島のウブド滞在3日目は、郊外にある世界遺産の「聖水の寺院」、ティルタ・ウンプルへと向かいました。

ウブド中心部から10キロほど北の山の方にあるので、タクシーで行こうと思いましたが、市内の渋滞を避けるために、グラブでバイクを呼んで行くことにしました。

ウブド市内は一方通行が多く、観光バスやバンなどで渋滞するので、バイタクが早くて安く便利です。

10キロほど山を登る道なので少し心配でしたが、バイタクの運転手も慣れているもので、それほど怖くはありませんでした。

市街地を抜けると山や田んぼが広がる田舎道を走り、天気も良くて気持ちが良かったです。

30分ほどで到着し、運賃は500円ほどでした。

 

ティルタ・ウンプル寺院は世界遺産に登録されていて、ウブドのツアーの見学先として人気です。

入場料は500円で、現金しか受け付けてくれませんでした。

バリの寺院は短パンが禁止の場所が多いので、前日にお土産屋で売りつけられた腰巻を持参して行きましたが、ここでは無料で貸し出してくれたので、取り越し苦労でした。

この寺院の主要な見学スポットは、聖水が湧き出す泉と沐浴場です。

境内を入っていくと、正面に祈祷所があり、その奥が沐浴場になっています。

沐浴するためには、専用の腰巻(女性は胸まで隠すもの)が必要で、腰巻のレンタルとロッカーの使用料で400円ほどかかるようでした。

奥の方に男女別のロッカールームがあり、そこで着替えることが出来るようになっていました。

僕は、まず沐浴場の方を見学すると、西洋人の沐浴者で大混雑。

聖水が湧き出す場所が20か所くらいありましたが、沐浴をする人たちで長蛇の列が出来ていました。

ほとんどが西洋人で、一部インド人もいましたが、インドネシア人やアジア系の人はあまりいませんでした。

完全に観光地化していて、信仰心から沐浴する人はほとんどいないような感じでした。

聖なる水なのかもしれないですが、池の中には魚も泳いでいて、暑い時期に西洋人やインド人たちが密集する水の中に入るのは衛生的に心配だったので、僕は沐浴するのはやめておきました。


奥の方にはバリ様式の寺院のお堂などがたくさん並んでいました。

インドネシア人のバリ・ヒンドゥー教徒は、沐浴はせず祈祷などをしている人が多かったです。

さらに奥の方には、水が湧き出す泉の源泉がありました。

大きな池の中から、滾々と清水が湧き出していました。

山からの地下水が自然に湧き出している場所で、周囲を囲って聖なる場所として守っているようでした。

標高が高い場所で空気も水も清々しいですが、異教徒の観光客で溢れかえる沐浴場が、ちょっと異様な光景に見える聖地でした。


その後出口の方に向かうと、お土産屋がずらりと並ぶエリアに。

100件以上の店が並んでいて、皆商売熱心でした。

値段はバリ島のビーチエリアに比べるとだいぶ安かったので、持ち帰るのが面倒でしたが、思わずいくつか土産物を買ってしまいました。

その後は再びバイクに乗って、山の中にある棚田へと向かいました。