2023秋 夜のコルカタ | ミッツの旅行記

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コルカタではサダルストリートという場所にあるホテルに泊まりました。

ここはバンコクのカオサン通りのようにバックパッカーの聖地と言われていた場所ですが、現在は安宿は減っているそうです。

僕はさすがにドミトリーは無理なので普通のホテルにしましたが、値段はパタヤよりも高い感じでした。

ここはかつては売春街として有名だったそうですが、今では露骨な売春関係の店は見かけませんでした。

(ただし、闇では地元民やバングラデシュ人向けにあるようです)

その代わり、表向きはマッサージ屋として営業している店が数件ありました。

Thai SPAの看板の店がありましたが、おそらく普通のタイ式マッサージの店ではないものと思われます。

インドは一般的に売春や飲酒には厳しいので、このような繁華街でもそれほど派手に営業しているわけではありませんでした。


サダルストリートのすぐ近くに、ニューマーケットというショッピングモールがあるということだったので行ってみました。

サダルストリートの一本隣の通りですが、夕方18時過ぎに行ったところすごい人出でした。

人がすれ違えないくらい多かったので、ニューマーケットがどこなのか見当が付きませんでした。

通りには主に衣料品や雑貨やアクセサリーの屋台が出ていて、観光客向けではなく地元民向けのような感じでした。

通りの真ん中にお城のような建物があったので近づいてみると、そこがニューマーケットでした。

マーケットの前は広場になっていて、時計台やオブジェのようなものが建っていました。

マーケットの中に入ると客引きが近付いてきて、どこから来たのとか、今日は何を探しているのとしつこく話しかけてきて自由に行動させてくれません。

コミッションがもらえる店に連れて行って小銭を稼ぐ魂胆でしょうが、しつこ過ぎるので適当にあしらって退散しました。 


コルカタの繁華街を歩いているとBarの看板をよく見かけました。

インドでは飲酒が制限されていて、普通のレストランや食堂では酒を出さないのですが、コルカタはわりと寛容なようです。

ビールを飲みながら食事をしようとレストランに入ると、お酒を飲むならば2階へ行けと。

表通りから見える1階のフロアではお酒は出さないようで、窓の無い2階がバーエリアになっていました。

インドでは宗教的な理由からか、飲酒している客と同席するのさえ嫌がる人もいるそうで、隔離され隠れて飲むような感じになります。

お酒の値段はビール1本250ルピー(500円弱)と現地の物価からしたら安くはありません。

ちなみに酒屋で買うと半額くらいです。

料理は下のレストランから運んで来るので、メニューの内容も値段もレストランと同じです。

鶏肉料理で250ルピー(500円弱)くらいで、ビールと料理数品頼んで1500円くらいの感じでした。


インドには地方ごとに様々な特徴を持った料理があり、コルカタは海が近いので魚料理が名物ということでした。

ベンガル料理のレストランに行くと、たいてい魚料理がメニューに載っています。

ふらりと入った大衆食堂のような店ですが、魚の欄だけで20種類くらいありました。

詳しい料理の中身はわからないので、店員さんにフィッシュカレーと野菜炒めとライスをお願いしました。

ライスがバカでかいので他が小さく見えますが、結構ボリュームがあるカレーでした。

フィッシュカレーが1品130ルピー(300円くらい)、野菜のカレー炒めが60ルピー(100円ちょっと)と激安な夕食でした。


コルカタはデリーなど北インドとは異なり、お米や魚料理が多く、イスラム教徒も多いので肉も普通に食べられる感じでした。

また、香辛料もそれほどきつくなく、カレーなどはタイやミャンマーのようなシャバシャバのスープっぽいものが多いので、僕は結構口に合う料理が多かったです。

コルカタの後は州全体で飲酒が禁止されているブッダガヤに行く予定だったので、少し飲みだめをしておきました。