チェンマイは2泊だけだったので、2日目は行ったことが無い場所を一通り見ておこうと思い、自転車を借りて市内を観光することにしました。
旧市街にはレンタルバイクやレンタル自転車屋がいくつかあり、口コミの評価が良さそうな店がホテルの近くにあったので、ぶらりと歩いて借りに行きました。
途中、有名なワット・チェンマンを見学。
旧市街最古の寺で、像の仏塔が有名です。
その後貸自転車屋に向かうと、店の前に1日80バーツの自転車の看板が出ているのを発見。
ママチャリタイプが80バーツで、マウンテンバイクが150バーツのところを120バーツに負けてくれると言われましたが、平坦な市内の観光だけにしようと思っていたのでママチャリにしました。
デポジットとして1,000バーツを預けますが、書類への記入だけでパスポートの提示は必要ありませんでした。
午前中は旧市街の北にあるチェンマイ国立博物館に向かおうと思っていましたが、途中に有名なお寺がいくつかあるので見学することに。
まずは城壁のすぐ北にあるワット・ロークモーリーを見学。
きれいな装飾が施されたラーンナー様式の仏塔や建物が有名です。
ロイクラトンが近いためか、ランタンの飾り付けがされていました。
その後軽く食事をし、目的の国立博物館へ。
博物館までは市の北側を通る国道を横断しなければならないのですが、横断歩道が少ないので西の方にかなり迂回しなければなりませんでした。
また、博物館の入り口は車やバイクがバンバン走る国道に面しているので、自転車で行くのは少し怖かったです。
博物館の入場料は150バーツ。
館内の写真撮影は禁止でした。
大きな博物館でビデオによる説明もあり分かりやすかったです。
展示物の内容は古代遺跡や陶磁器、工芸品の展示が中心で、文化財は物足りない印象でした。
チェンマイには現存するお寺がたくさんあり、仏像や宝物もそれぞれの寺に保管されているからではないかと思います。
その後、博物館のすぐ近くにあるワット・チェットヨートを見学。
7つ(チェット)の塔(ヨート)があるということで、古く大きな仏塔がたくさんありました。
巳年のお寺のため蛇の置物がたくさんあり、パワースポットにもなっている大きな菩提樹がありました。
その後近くのショッピングセンターで休憩し、市の西側方面へ移動。
チェンマイ大学の前を通りかかり、中を通り抜けられそうだったので自転車で入ってみました。
生協や学食などが開いていましたが、平日で授業中だったためか学生の姿はあまり見られませんでした。
チェンマイ大学の中を通り抜けた後は、キャンパスの南側にあるワット・スワンドークを見学。
花園の寺という意味だそうで建物がとてもきれいでした。
本堂の脇に大きな金の仏塔がありますが、修理中で足場がかかっていたのが残念。
庭には白い仏塔がたくさんあり、歴代の王の遺灰が収められているそうです。
その後は旧市街に戻り、有名なワット・プラシンを見学。
ランタン祭りをやっているようで、いくらかお金を寄付すると自分のランタンも収めることが出来るようでした。
金色の大きなストゥーパが印象的でした。
そして最後に、ワット・チェディルアンを見学。
ここは拝観料を50バーツ徴収されましたが、他の寺よりも拝観者の民度が高めで騒々しい人はほとんどいませんでした。
本堂は修繕中で足場がかかっていました。
そして、奥には16世紀の地震で半壊した仏塔。
金ぴかの仏塔も良いですが、このような廃墟感がある建物も歴史を感じられ強く印象に残りました。
その他いくつか見たい所がありましたが、朝から自転車を乗り回して疲れたので15時くらいで切り上げることに。
自転車を返却しホテルへ帰って一休みしました。