2023夏 ホイアン市街観光 | ミッツの旅行記

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ホイアンは事前に下調べせず、世界遺産の街というだけの理由で3泊することにしました。

ホテルも旧市街にあるカジュアルなホテルを直前に予約して泊まりましたが、そのホテルから観光名所のエリアは歩いて数分の場所だったのでとても便利でした。

旧市街の名所はトゥボン河という川の運河周辺に集中していて、夕方涼しくなってから歩いて散策へ。

ホイアンはフエの外港として栄えた港町ということですが、少し内陸にあるため大型船が入ってくる港町とは違い小ぢんまりとした雰囲気です。
 

景色を眺めながら運河沿いを歩いているとやたらと人が増えてきました。

橋を中心に観光客を乗せる手漕ぎ船もたくさん集まっていました。
言葉を聞くとほとんどが中国人と韓国人で、お盆休み期間だったので日本人も少しいるようでした。

フエには韓国人や中国人観光客がほとんどおらず西洋人が多かったですが、ホイアンは韓国人と中国人とベトナム人でごった返しているという感じです。

 

近くに「日本橋」という有名な橋があるということで行ってみると鉄の足場で囲われていました。

どうやら修繕中で囲いの中に屋根付きの橋があるようなので中を覗いてみました。

瓦屋根が付いているということでしたが、この時は修繕のために取り外しているようでした。
江戸時代の鎖国前に日本からやって来た商人たちがホイアンに日本人街を形成していて、その時に架けられたということです。
 
少し離れたところに日本との貿易で使われた朱印船のレプリカがあるということで見学しに行ってみました。
長崎市から寄贈されたということでまだ新しいもののようです。
 
ホイアンには他にも華僑が建設した建物がたくさん残されていて、旧市街にあるそれらを総合して世界文化遺産に指定されているということでした。
 
日が暮れてくると運河にはランタンを灯したたくさんの手漕ぎ船が行き交っていました。

船に乗るためにかなり長い行列が出来ていて、並んでいるのはほとんどが中国人と韓国人とベトナム人。

西洋人や日本人は岸辺のレストランでのんびり食事をしたり酒を飲みながら、行き交う船や街並みを眺めるスタイルの人が多く、同じ観光地でも文化によって楽しみ方がだいぶ違う印象を持ちました。
僕も船には乗らず、食事をした後に運河を散策。
名物のランタンがたくさん灯されていて良い雰囲気なのですが、ベタな観光地という印象も否めませんでした。

日本の情緒ある観光地もインバウンドが進んでこのようなところばかりになってしまわないかちょっと心配です。
運河の近くにレストランやバーが集中しているエリアがあり、ナイトマーケットも何か所かありました。
名物のランタン屋さんもありましたが、かさばるので持って帰るのが大変そうです。
お土産に買って帰って家に吊るすよりも、やはり遠くから眺めるのが良いのではないかと思います。
 
ホイアン旧市街はそれほど大きなエリアではないので歩いても1,2時間もあれば見て回れますが、やはり夜の雰囲気が良いので少なくとも一泊はした方が良いと思いました。