2023春マレーシア‐タイ ガサ入れとボーイ君の事故 | ミッツの旅行記

ミッツの旅行記

旅行記が中心です。ゲイボーイズとの交流が中心で、不健全な内容もありますので興味のある方のみお願いします。
自分の備忘録用で情報発信が主目的ではありませんので、情報が古かったり不正確だったりすることがあるためご了承下さい。

パタヤの地元の子たちに人気のThe Garden 168というオープンエアーのバーがあり、僕も2,3度飲みに行ったことがありますが、警察にガサ入れされました。

実はガサ入れの当日に馴染みのボーイ君の友達の誕生日パーティーがあり、僕もそのバーに誘われていたのですが、食あたりで体調が悪いので断って部屋で寝ていました。

ガサ入れの際に尿検査で薬物陽性が3名、身分証明書不携帯13名が発覚したそうです。

もし僕が行ってたとしたら薬物は問題ないですが、パスポート不携帯で摘発対象になっていたかもしれません。(パスポートコピーは持ち歩いていますが)

ボーイ君一行は特に問題なく解放されたようです。

 

翌日遅めに起きると、ボーイ君から「怪我をして病院にいる。お金が無い。」とSMSが来ていました。

お金を送金させるためのよくある詐欺の手口だったので半信半疑でしたが、足に包帯を巻いている写真と病院の領収書の写真も添付されていました。

服装が前日の誕生日パーティーでFacebookに上げていたのと同じだったのでまんざら嘘でもなさそう。

ビデオ通話で話してみると痛々しい様子で応答し、本当だったということが分かりました。

 

一緒にいた友達がずっと付き添っていて、治療費はその友達が立て替えて払い、既に部屋に戻っているとのことでした。

僕も心配なのでとりあえず見舞いのためソンテウに乗ってボーイ君の部屋に行くことにしました。

部屋の場所は大体わかっていたので、GPSで位置情報を送ってもらいボーイ君の部屋の建物に着くと、ロビーまで迎えに来ていました。

両足に包帯を巻き、顔と手に絆創膏を貼ってかなり痛々し様子でしたが、骨折はしておらず何とか歩けるようです。

5階の部屋まで自力で階段を昇ることが出来たのでそれほど心配するほどの怪我ではないようでした。

 

部屋の中で事故の様子などを聞いたところ、誕生日パーティーの後ビーチ飲みして5時ごろ友達のバイクを借りて買い物に出たところ、バイクのタイヤの調子がおかしく転倒したということで自損事故でした。

友達も別のバイクでついて来ていたのでJomtien Hospitalに連れて行ってもらい、あごの傷を7針縫ったということですが、骨折はなく打撲と擦り傷ということでした。


Jomtien Hospitalは外国人向けの病院のようで診断書や領収書は英語で出ていたので見ると、治療費は7700バーツ。

数日前僕が食中毒で行ったバンコク病院パタヤとさほど変わらないのではないかという高額請求でした。

一緒についていた友達がデビットカードで払ったようでしたが、地元の子が現金で普通に払える金額ではないですね。

ボーイ君も一緒にいた友達も浅からぬ縁がある子達なので、当座のお金は僕が立て替えてあげることにしました。


良く友達が怪我したとか病気だからお金を送ってくれというSMSが来ますが、ほぼ全て無視していました。

ボーイ君のようにラオスなどから出稼ぎに来ている子たちは、タイの安い公的医療が適用されず、怪我や病気をしたら大金が必要なので皆で助け合っているという面もあるんですね。

僕は幸い日本の海外旅行保険を利用できましたが、改めて手厚く守られていることに感謝しなければならないと思いました。


バンコクで雨で足を滑らせて腰を打ったり、食中毒になったり、身近なボーイ君が交通事故に遭ったり不運が続いたので、ボーイ君の部屋から帰る足でワット・プラヤイのビッグブッダにお参りしてホテルに戻りました。

慣れない海外では、安全第一、健康第一です。