2023春マレーシア‐タイ 食中毒 | ミッツの旅行記

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長旅のため体調管理には気を付けてきましたが、勝手を知ったパタヤで気が緩んだせいか、旅行中に初めて病院に行くことになりました。

 

パタヤに来てから3日目の夜に急にお腹が痛くなり、横になって30分くらい起きられない程の激痛でした。

下痢も少しありましたが痛み止めの薬を飲むと楽になり、その日はそのまま眠ることが出来ました。

翌日起きると痛みはすっかりなくなっていたので外出しようとシャワーを浴びると、また前日と同じような痛みが来たのでしばらく横になっていました。

ネットでいろいろ情報を調べると胆石による炎症の痛みに似ているようだったので、不安になり病院へ行こうと決心。

僕は掛け捨ての旅行保険には入っていませんが、何枚かのクレジットカードの付帯保険があるので、その中で一番条件が良さそうなANAスーパーフライヤーズカードの保険を使うことにしました。

 

海外緊急連絡先でタイの番号があったのでそこに電話をすると、無料通話で日本のオペレーターが出たので、保険を使えるかどうかの確認と病院の紹介をお願いしました。

病院はどこに行っても良いようでしたが、提携病院だとキャッシュレスサービスが使えるということで、バンコク・ホスピタル・パタヤがパタヤ近郊の唯一の提携病院と言われました。

また、キャッシュレスサービスを使用するためには、事前に保険適用条件に合致するか確認が必要とのことで、旅費をカードで決済していることを示す書類と、出国後90日の保険適用期間であることを確認するため出国日を示す書類の提出を求められました。(ANAカードは昨年自動付帯から利用付帯に改悪?されていたようです)

僕は今回ANAの特典航空券を利用しましたが、燃油サーチャージをANAカードで決済していたので保険適用可とのことで、Eチケット控えをメールで送付。

出国日確認はパスポートのスタンプがあれば良いとのことですが顔認証ゲート利用で出国スタンプが押されていない場合は、Eチケットの控えだけで良いということでした。

 

事前にオペレーターとのやり取りやメールで書類を送付するなどして1時間以上かかりましたが、何とかキャッシュレスサービスの手配が出来ました。病院へ行くためのタクシー代も領収書を提出すれば後日出るそうです。

入院になっても良いように一日分の着替えをバッグに詰めて、グラブで車を呼びスクンビット通りのバンコク・ホスピタル・パタヤに向かいました。


病院は一階にスターバックスやレストランなどがあり病院とは思えない豪華なつくりの建物でした。

日本人の通訳の方も来てくれて割とスムーズに受診。問診と触診の結果、やはり胆石の疑いがあるということでエコー検査と血液検査を実施することになりました。

採血はすぐ終わりましたが、エコーは順番待ちのため1時間ちょっと待たされ検査自体は20分ほどで終了。

 

そして診断の結果は、胆石は見られないが白血球の数値が高くなっているので感染性の食中毒ではないかとのこと。抗生物質とお腹の痛み止めを処方されました。

幸い重症ではなくただの食あたりでしたが、あの痛みは今までに感じたことがない激痛だったので胆石症ではなくて一安心。

原因はパタヤに来てから食べた貝か、ソムタムに入っていたプーパラー(カニを発酵させた調味料)だと思います。

 

お会計はキャッシュレスサービスのおかげで明細書にサインするだけでしたが、金額を見てびっくり。薬代込みで11,985バーツでした。

ここの病院は高いとうわさは聞いていましたが、エコー検査と血液検査をしたので5万円くらいになるんですね。改めて保険のありがたみを感じました。

 

病状の方は腹痛が何度かぶり返しましたがだんだん軽快し、下痢も収まってきました。

今回はカード保険が適用されましたが、カード保険の適用条件は各社によって色々違っていて、また頻繁に変更もあるようです。

旅行していると何が起きるかわからないので、準備は万全にしておきたいと反省しました。