秘書と社長 3868 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪

☆閲覧注意☆


























いつもの雅紀とは違うな

旅先で知り合いに会ったら偶然にちょっとテンションって上がらない?

だって普段過ごしてるところでお互い会わないのにそこを出た旅先で会うんだよ?

運命とかそんなのとは違うけど『うおっ!』ってなるじゃん

雅紀はそんな『うおっ!』に大きく反応するタイプだと思うのに

少しだけ離れた場所で女の子と話す雅紀にその『うおっ!』が感じられない



雅紀に意識を集中して何となく手に取ってたお土産を元に戻した






「相葉くんってカズと同じ会社だったよね?」


「そうだけど」


「カズは元気?」


「……………元気だけど。なんで?」





カズ?

ニノのことだよね?





「ねぇ、なにしてんのー」




また増えた(笑)





「あっ!雅紀じゃん。元気?」


「元気だよ。何?」


「冷たくない?」


「普通でしょ」


「そうだよね。ずっと前に終わってるもんね」


「だね。そっちは幸せなんでしょ?」


「幸せだよ。ね!さくら」


「そうだね」





後から合流した女の子が会話を終わらせた感じはするけど雅紀があんなテンション上がらなかったのは






「翔ちゃん。それ買うの?」


「えっ?いや、買わない(笑)」




雅紀と女の子たちに集中し過ぎてまた何か手に取ってた(笑)





「翔ちゃん、さっきの2人なんだけどね」


「うん」


「後から来たのが大学の時ちょっとだけ付き合ってた彼女なんだよね」


「うん」


「なんかごめんね」


「なんで?今の雅紀を作ってくれたスパイスだと思ってるから。それに今の雅紀は俺のことが大好きでしょ?」


「くふふ。うん」


「ねぇ、雅紀」


「何?」


「最初に話しかけてきた女の子ってもしかしてニノの元カノ?」


「うん。そう」


「もしかして大学から社会人になっても付き合ってて酷い振り方して別れてたよね?」


「翔ちゃん、詳しいね」


「うん。その頃のニノを智くんが心配してちょっと調べたんだよね」


「翔ちゃん、探偵?!」