秘書と社長 3867 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪

☆閲覧注意☆








 
















「翔ちゃん!コーヒー牛乳があるよ」



風呂に長く入ってられる俺たち

いい感じの露天風呂もあったし、メシの時間までもまあまあ時間もあって本当にのんびり入った

ほら、マンションの風呂って大きめの風呂だとは思うんだけどやっぱり雅紀と一緒に入ると狭いし

智くんやニノは小柄だけど俺たちは大きめだからさ




「風呂上がりのコーヒー牛乳って美味いよな」


「飲もう♪」


「雅紀、パンツを履いてからにしなさい」


「えー。暑いから」


「火照りを逃すにしてもせめてパンツを履いてからにしなさい」


「はぁい」




雅紀がパンツを履いてコーヒー牛乳に手を伸ばす

これを無料で置いてるって凄いな

牛乳もフルーツ牛乳もあるし

へぇ………同じのが売店でも売ってるんだ

えっ?

破格値だな





「翔ちゃん、お部屋の2人にも飲ませてあげたいね」


「同じのが売店にも売ってるらしいよ」


「買っていこう。俺ももう1本飲みたいし」


「食事前だけど?」


「後で飲む」






さて、そろそろ戻るか

このタイミングなら万が一智くんがニノを襲ってたとしても大丈夫だろ

まぁ、散々脅してあるから襲ってるってことは無いだろうけど





「雅紀、ちゃんと前合わせしないと。見えちゃうでしょ!」


「こう?」


「こう」




雅紀の浴衣の前合わせをきちんと合わせて腰紐を締めた





「翔ちゃん、お代官様ごっこ出来るね」


「浴衣ではしないんだよ。それにお代官様ごっこって何よ」


「こうやってクルクルして『あーれー』って言うやつ」


「(笑)やりません。あれは着物の帯じゃないと成立しないでしょ」


「そうなの?」


「多分ね」





大浴場を出て売店へ

小さなカゴを持って透明な冷蔵庫の扉を開くコーヒー牛乳を3本




「翔ちゃん、本当に要らないの?」


「さっき飲んだからね」


「ふーん。じゃ、もし欲しくなったら俺の分けてあげるね」


「ありがと」




レジで会計を済ませている間雅紀はお土産を物色中






「あれ?相葉くん?」




雅紀を呼ぶ声が聞こえて俺もそっちを振り向いた




「久しぶり。分かる?」


「あっ、うん。分かる」


「元気だった?」




知り合いだったらしい




「ありがとうございました」


「ありがとう」




コーヒー牛乳が入った袋を受け取って雅紀に声をかけず俺もお土産を物色

2人の会話が終わるのを待った




「何年ぶりだろ?まさか旅行先で会うなんてね」


「そうだね」





雅紀の反応が薄い気がするな

雅紀の友だちなら女の子だろうと久しぶりってもう少しテンション上がりそうな気もするけど……