妄想中です♪
☆閲覧注意☆
ウォーキングとは違ってゆっくり街並みを眺めながら歩く
さっきまで懐かしい街並みだったのが近代的な建物が並ぶ大きな通りに出た
そうそう、有名な市場の前も通った
途中コンビニに寄りお茶を2本買う
智と翔さんの関係がいいなって思うのは普段はお茶の1本もきちんとそれぞれが支払う
今もそう
智の家は昔から死ぬほど金持ちだったはず
翔さんも智と同じ私立の小学校に通うくらいだからそれなりに金持ちだったんだろうと思うけどそれでも智の家は超金持ち
でも、この2人は奢ったり奢られたりがほぼ無い
翔さんは智のことを『大切な友だち』だからって言ってて
『対等に好きなこと言えないと友だちじゃなくなるからね』
智を小さな時から支えてくれてる親友だからなんだろうな
そして智も自分の家が金持ちでもそれをひけらかすってことをしないってものある
気を許しあってるこの2人の関係にもう嫉妬心は無い
翔さんに感謝してるくらいだし
昔は俺の知らない智を知ってることに言葉には出来ない気持ちがあったけどね
「カズ、疲れてない?」
「うん。大丈夫」
「疲れたら言って。抱っこしてあげる♡」
「絶対頑張って歩きます」
智とお茶を交互に飲みながら少し前を歩く翔さんと相葉さん
この2人が目立つんだわ
デカいし、スタイルいいし、イケメンだし
少し離れた方が目立たないのかも?
ってほどキラキラしてますけど?
まぁ、離れたら目的地に行けないから目立たないようについて行きますけどね
「翔ちゃん、お腹どのくらい空いてる?」
「なに?急に」
「今から行くお店、結構なボリューミーだからさ後ろの2人は絶対残すと思うの。ほら、見て」
「わっ!デカいな」
「でしょ?だから頑張ってお腹空かせてね。ちなみに俺はもう結構空いてきてるから」
「マジ?雅紀ちょっとだけ遠回りしようぜ」
「翔ちゃん、腕振って歩いて。エネルギー消費するよ」
「はい。先生」
なに?
怖い、怖い(笑)
前の2人、急に腕振って歩いてるんですけど
観光客の歩き方じゃないでしょ、それ