秘書と社長 3850 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪

☆閲覧注意☆
























旅行と言ってもそこまで遠くないし、移動は車だし、いざとなれば買えばいいか

って毎回準備しながら思う

スマホと財布があればどうにかなる

パンツもら買えばいいし

って言いながら智と一緒に荷造りを終えた





「忘れ物ないか?って確認するのに最後はスマホと財布ありゃいいとか毎回言ってんな」


「本当は忘れ物したくないけどしてても大丈夫って自分に言い聞かせたいんだろうね」


「だな」


「あっ!ちょっと、智。翔さんが取り戻してくれたペン置きっぱなし!!」





さっきスーツ脱いでポケットから出したんだろうけどちゃんといつものところに片付けておかないと!

たまに家の中に絶対あるはずなのに物が無くなったりするんだから!!





「おっ!本当だ。片付ける」


「翔さん、相手の人に話したこと教えてくれたけどどんな感じで詰めたんだろ?」


「んーー。翔くんだろ?多分怖かったと思う」


「翔さんが?」


「翔くんって怒らしたらダメなタイプだからな」






それは智も同じだと思うけど

翔さんもあんまり怒ってるのを見せないしほぼ見たことないかも?




「翔くんって怒ったら目が怖いんだよね。口元笑ってるのに目が怒ってるから。でも、今回はそんな怒ってないか。相手の子返そうとしてくれたし」




返すのは最初から返すつもりなのよ

智とのきっかけ作りなんだから、智のペンを利用しただけ何だろうからね




「故意に隠してだと思うって翔さん言ってたよ?」


「そうだっけ?じゃ、怒ったな(笑)」




もう!

自分のことは本当に気にしない

今だってペンが手元に戻ってきてるからそれまでのことはどうでもよくなってる



まぁ、智にしたら翔さんが動いて解決してくれたならもう何も気にすることじゃないんだろうな

翔さんと智の絆は俺と相葉さんでも入り込めないやつだったりするし

昔はそれにもちょっと妬いたりもしたけど、今は2人の繋がりが変わらないことに安心する





「翔くんって大学の時陰で後輩に『帝王』って呼ばれてたんだよねぇ(笑)」


「なにそれ」


「で、本人知らない(笑)」


「『帝王』って何で?」


「ほら、翔くんってしっかりしてんじゃん。だからリーダーになること多くて、キチンとしてるし。ふざけるのは一緒になってやるけど悪ふざけはガチで怒るしさ。その怒った時が怖ぇの」


「色んな意味での『帝王』だったんだ」


「うん」


「智は?何かあだ名無かったの?」


「多分無いよ」


「残念(笑)」