秘書と社長 3849 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪

☆閲覧注意☆




























智くんのペンを会社へ持ち帰道中思う

俺と智くん付き合ってるってのインパクト大きすぎたのかな?

ずっと『えっ?』しか言ってなかったような……

智くんの相手が男ってインプットされちゃったかな?

現実男だけど

変に噂になればニノが気にするからな

ちょっと強行過ぎたか?







会社へ戻りエレベーターに乗り込む

まぁ、智くんに経緯を伝えておけば何かあっても智くんが対応出来るし大丈夫かな?

智くんは自分に降りかかる火の粉はどんなりょうでも平気だけどニノに降りかかる火の粉は微量でも嫌がるし全力で振り払うから大丈夫だな




エレベーターが開き一歩フロアへ足を出せば横から声を掛けられた





「翔くん」



俺を『くん』付けで呼ぶのはこの世に1人




「智くん」


「翔くんどこいってたんだ?」


「はい、智くん」


「おー。ペンじゃん。取りに行ってくれてたんだ」


「うん。で、ちょっと面倒くさかったから智くんの恋人一瞬俺になった」





そう言うとびっくりした顔の後腹を抱えて大笑い




「どんな反応してた?」


「すっけぇ戸惑ってた」


「だろうね(笑)」


「でさ、智くんがもし……」


「大丈夫。俺がどんな奴って思われても仕事で結果出せばそれでいいから。それにあの会社にカズを連れて行くことは無いし、カズが恋人ってバレることもないから大丈夫」


「うん、そう言うと思ってた」


「俺も相手の顔見たかったぁ」


「それじゃ、俺だけで乗り込んだ意味ないのよ(笑)」


「ここに探偵が持ってるみたいなペン型のカメラ入れといたら良かったのに(笑)」


「テレビの見すぎ(笑)」


「(笑) 翔くんと俺が恋人だとどっちがどっちかな?」


「やめろ(笑)!!」


「いや、言われた彼女がBL好きなら瞬時に考えんじゃん」


「BL好きは智くん狙ってペン隠さないの」


「いやいや、結婚相手は異性でもBL好きはいるだろ」


「そんなBL推しするなら俺が攻めで(笑)」


「えー!無理俺が攻めで(笑)」


「いや、無理無理無理無理!!」


「俺も絶対無理!」


「じゃ、カップル不成立で(笑)」


「じゃ、友達で」


「それでお願いします」






大笑いしながら智くんと社長室へ入る

心配してるだろうニノに報告

智くんが面白がって俺から聞いた話をニノにする

ニノもびっくり顔でその後申し訳なさそうな顔になる





「翔さんを見る目も変わっちゃったら申し訳ない」


「大丈夫、平気。俺をよく知らない誰かがどんな風に思おうとも何とも思わないから」





うんうんと智くんが頷いてる


大きな一歩を踏み出した時点で一番優先されたのはパートナーが幸せであること

雅紀が幸せなら外野の言葉は全てシカトでいい

それは智くんも同じ

雅紀とニノにしか分からないことがあるように俺と智くんにしか分からないことかもしれない


雅紀のためならどんな火の粉も被れるんだよな