妄想中です♪
☆閲覧注意☆
元々食に興味は無く嫌いなものや食べられないもの以外なら口に入れば特に気にしてなかった
実家で食べる食事と潤くんに連れ出される食事がマトモで後は何でもいい
だからと言って不味いものは食べたくないけど同じものが続くことに嫌な気持ちになることもなく
休みの日は昼夜同じ出前を食べてた
そんな俺が智と一緒に過ごすようになって朝食を食べるようになり、料理をしたり毎食違うものを食べたり
食生活は見違えるように変わった
まぁ、潤くんには『ようやく人並み』って言われたけど
そんな俺でも朝からこんな種類見せられたら見ただけで腹いっぱい
亀梨くんと泊まったホテル朝食ビュッフェが有名だからと潤くんに言われて『ふーん』って感じだっけど亀梨くんも下調べ済で誘われたので一緒に来てみたはいいけど選べない
こんな中から今日の朝食はこれ!
って選べる?
多すぎだって
色々並んだ料理に気後れして結局トレイにはコーヒーとパンとフルーツだけを乗せて席に戻った
…………亀梨くん待つか
俺から遅れて5分
亀梨くんが戻ってきて凄い顔された(笑)
「社長、それでいいんですか?朝食ビュッフェが有名なのに!そのチョイス家で食べてるのと同じじゃないんですか?」
「同じだね(笑)」
「何があるか全部見ました?」
「見てない」
俺の地味チョイスもだけど、亀梨くんも節操なしじゃん(笑)
和洋中なんだかんだ乗ってるけど
まぁ、美味けりゃいいか!
ホテルをチェックアウトして残ってた仕事を片付ける
優秀な亀梨くんのサポートはスムースで予定よりも早く帰れそう
潤くんにその旨連絡を入れる
予定は昼過ぎだったのが昼前の新幹線で帰ることが出来そうだ
切符を変更し、改札を抜ける前にお土産を物色
あれこれ買う予定もなく明太子をごっそりと
今回は実家には発送して直接届くように手配した
「亀梨くん、自分用は?」
「へっ?自分用は明太子とこれです」
「じゃ、それ2つはちょうだい。誰かへのお土産は亀梨くん出して。亀梨くんの分は俺出すわ」
それぞれ会計を済ませ、亀梨くんの分の袋を渡す
「ありがとうございます!」
「うん。仕事上手く進めてくれてご苦労さま」
駅弁を買って改札の中へ
さぁ、帰ろう