妄想中です♪
☆閲覧注意☆
リハビリ中
一度切れた集中力を簡単に繋ぎ止めることは難しい
壁に向かって置かれた智用の机
絵を描いてるのか文字を書いてるのか手元までは見えないけど集中力が切れてるのだけは分かる
ちょっとの間机に向かってもスグに顔を上げる
ぼーとしてたりゆらゆら揺れたり
挙句には何度も名前を呼ばれる
「潤くん」
「まだだぞ」
「(´-ε-`)チェ~」
繰り返し
まぁ、観察してる俺も集中力無いけど(笑)
「潤くん」
「(笑) さっきまだって言ったところだぞ?」
「違うの」
「どうした?」
「カズのシュークリーム食べていいかな?」
お供え物のやつね(笑)
「食べて大丈夫。ニノも智がそうやってシュークリーム置いてくれて嬉しかったと思うぞ」
「カズお腹空かない?」
「大丈夫だよ。智が食べな」
「うん。食べる♪」
「飲み物入れてやろうか?」
「うん。お願いします」
立ち上がって智のコップを受け取る
「何が飲みたい?」
「うーん。潤くんのコーヒー牛乳。温かいの」
「了解(笑)」
ブラックしか飲まないニノとミルクたっぷりのコーヒー牛乳を飲む智
掛け合わせて半分にしたらお互いちょうどな気がする
それは飲み物の好みだけじゃなくて
生まれも環境も違う中育った2人だけど似ていて真逆
掛け合わせて半分にしたら双子になるんじゃね?
ってほど
魂が似てるんだよな
だからニノも智も放っておけない
「はい、どうぞ」
「わぁい。潤くんありがとう」
「いただきまぁす」
「智。ニノに智は元気だよって写真送ろうか」
「今、シュークリーム食べてるよ」
「いつもの智の写真がいいんだよ」
いつもは小さい口なんだけど頑張って大きな口開けて頬張る智の写真をニノへ送る
『お供え物はちゃんと食べてます』
さっき、ニノの写真に供えられたシュークリームを写真を送ってたからシュークリームを気にしてたニノ
ちゃんと自分から言って食べたってことも伝えれば
『智の食いしん坊が勝ったね。俺へのシュークリームってそのままにならなくてよかった』
『時間が経つのが遅く感じてるけど元気だから』
『ありがとう。頑張って早く帰れるようにする』
『早く帰ってきますように!ってニノの写真拝んでたから、早く帰れそうなら早めてやって』
『了解』
一緒に行ってる亀梨くんも優秀だし、ニノもいる
社長直々出向いてるのは上手く進めば即決した方がいい案件だから
上手く進みますように
「あっ!智。捲っていいぞー」
「やったぁ。潤くん、シュークリーム食べたら捲れるね」
「シュークリーム食べたら捲れたんじゃない(笑) シュークリーム食べ続けたから気持ち悪くなるだろ?」
「そう?」
「絶対!」