秘書と社長 2911 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪
☆閲覧注意☆


















俺は……
俺の周りは優しくて素敵な人ばかりだ





「痛かったよね?」

「たんこぶは出来た(笑)」

「それだけ?」

「まぁ、ちょっと青タンとか?」

「それだけ?」

「うん」

「よかった………」





俺の知らない過去
知らない?
忘れちゃった過去だな
聞いたら辛い過去でも智との過去ならやっぱり知りたい




「ねぇ、俺って智を心配してたよね?」

「俺、寝てたからなぁ。実際は見てないから。佐藤は知ってるけど」

「心配されてましたよ。ずっと泣いてらして。お小さいながらもご自分で事の大きさを理解されてたんじゃないかと思うんです。たんこぶだと分かっても目を開けない坊ちゃんのベッドの上にお座りになって手を握って泣いて泣いて。和也さんも少し擦りむいたりしてたんです。でも、触らせて貰えませんでしたし」

「ご迷惑をおかけして………」

「いいえ。私がしっかりとお2人を守れなかったからなんですから」

「だから、それは佐藤の所為じゃねぇ」

「坊ちゃんはそう言ってくださいますけど、佐藤にとってはやっぱり……」

「佐藤は本当に頭が固いよな。俺がいいって言ってんのに」

「智はいつからそんな柔軟なのさ(笑)」

「昔から♡」

「佐藤さん、昔の智も今みたいでした?」

「いえ。紳士でしたよ」




えっ?
智が紳士なの?