シナリオ 「ママの秘密」続き | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
真女「太郎さん、ゴメンナサイ」
太郎「あ、あ、あの?」
   東京の空・上空・東京タワーが見える
桜羽児「ママ、高いね。ここ空なの?」
真女「しっかり捕まっていてよ」
   回りを歩いていた人たちが空を見上げている
太郎「真。真・真女、ひょっとして君は~、
魔女のような・・・、」
真女「えへへ、太郎さん、嫌いにならないで
ね」
太郎「そりゃ、魔法が使えたら?便利?なの
かも、しれんが・・・。え~!」
   真女、着陸。
真女「桜羽児、あぶないところだったわ、
   大丈夫?」
桜羽児「うん、ママ、大丈夫さ。空は高い、高いね」
   スマホで映している人々
通行人「すごかったな」
通行人「でも助かって良かったよ」
 
×××
 
○真女のアパート
   ネット動画を見る真女
真女「あ~、どうしよう。映っているし」
   真女の携帯の着信♪『奥様は魔女』のテーマ(Bewitched Theme)が鳴る
真女「はい」
大麻女「真女、どうなっているだい?」
真女「あ、あ、あのう・・・・・・」
大麻女「魔法の鏡にママと太郎さんと桜羽児がホウキに乗っているのが映っていてね~」
真女「おばあちゃん、ゴメンナサイ。つい・・・、」
大麻女「ついじゃないよ。どうするつもり?」
真女「ん、テレビ取材もきていて~」
大麻女「あれほど秘密にしなさいと言っただろうに、太郎さんはなんて?」
真女「真女が魔法を使えることは便利じゃないかって」
大麻女「そう?」
真女「あ、でも、目の錯覚って言ってある。
夢の中よって、ちょっと《忘れ薬》も調合
したし、おいしいって飲んでいた」
大麻女「そうよね。太郎さんにばれないよう
にしなさいよ」
真女「はい、おばあちゃん」
 
○テレビスタジオ
   真女がアナウンサーに取材を受けている。
アナウンサー「ネット動画で転んだ息子さん
を空を飛んで助けたそうですが本当です
か?」
真女「あ、はい」
アナウンサー「スゴイですね」
真女「で、でもあの動画は特撮なのでいい動
画と褒めていただきありがとうございま
す」
アナウンサー「特撮?」
真女「あ、あの、趣味の仲間でおもしろ動画
を作っていまして、・・・、ウン、エヘン」
 
○お茶の間
視聴者「なんだ、空を飛んだ魔女の紹介とい
うことだけど特撮なンだ」
 
○テレビスタジオ
アナウンサー「そうでしたか?ホウキで空は飛べるはずはないですよね。でもすばらしい動画でしたね。又、作ったら紹介してくださいね、ありがとうございました」
M真女「やった!ばれずに済んだ」
 
○回転寿司。店内
桜羽児「ママ、納豆食べる」
真女「はいはい」
   アップ・真女まばたき3回する
   納豆が流れてくる
真女「桜羽児。おいしい?」
桜羽児「おいしい!」
太郎「んと、俺はマグロにしようかな」
   アップ・真女がまばたき3回する
   マグロが流れてくる
太郎「お、マグロだ、早いな。魔法の寿司屋か?」
真女「んん、まさかね。偶然よ」
真女の携帯の着信♪『奥様は魔女』のテーマ(BewitchedTheme)が鳴る。
真女「はい」
大麻女「ママ、元気にしているかい?」
真女「元気よ、おばあちゃん、またね」
太郎「そういえば、真女はよくまばたきする 
 ね」
真女「そうかしら」
太郎「携帯の曲『奥様は魔女』のテーマ曲だね。懐かしいね。『奥様は魔女だったのです』だろ?」
真女「え? そうそう、鼻を動かすと魔法が使えるのよね。うらやましいわ」
太郎「真女も魔法を使えると楽しいよね」
   ニヤリと太郎が笑う
真女「ま、魔法? いやぁね、太郎さんたら」
桜羽児「ぼく、ツナがいいな」
   桜羽児、アップ・鼻を動かす
   ツナが流れてくる
桜羽児「ママ、取っていい?お寿司おいしい!」
   真女、桜羽児に目を見張る
真女「エッ?桜羽児よく噛んで食べなさいよ」