
「1980年代の東京タワー」 はな。撮影
誰もこの角度で一度は写真を撮ってみたくなるものです。
淡き花。 二十七話 朝陽の中で微笑んで
2011年、1月5日は くもりがちなグレーな一日だった。
そして買い物に行くと車のドアを閉めようとすると
静電気が起きてピリッとしたのでした。
この静電気の起きる日と雷とは関係があるのでしょうか?
やっぱり、家事が苦手な華なのであった。
でも、燃えないゴミの初出しには見事成功したのでした。
きょうは、明るい日差しが東に当たる
午後の冬の日だった。
幸は 華に意地悪を言うまでになった。
ひとつひとつの言葉の意味と行動が合って来たのだった。
だから、やりたいことがみつかないとものすごいブーイングで
華と戦いの毎日なのであった。
華は 小説の話が人と同じになることは
何なのか、まだ 解らなかったのでなるべく人の話を
読まないようにしている小心者だった。
幸は、歩くのが遅かったのですが
保育園で あっという間に歩くようになったのでした。
そんなある日、未知男さんの金銭トラブルが頂点に達していた。
なるべく世間に知れないように
弁護士に駆け込んだ華だった。
誰にも頼らずに・・・。
幸の言葉が出ないことや 幸の持つショウガイと
かぶるように 明日の希望を求めて声を上げていた。
そして3LDKのアパートから、古家に引っ越すことに
したのであった。
その引越しの最中の夜に衝撃が走った。
歩けるようになった幸がいなくなったのだった。
家の中を探しても
近所をさがしても 幸はみつからなかった。
幸は 言葉を話せなかったし・・・、
他の子より、ずっと歩くのも遅いのに
どこにも見あたらなかった。
幸は 必死に探しまわった。
(幸~・・・。どこに消えたの?
見つかるかしら・・・。)
最後に110番をしたのだった。
「うちの子がいなくなったんです。」
「え、それらしい子がいるって通報があったので
行ってみてください。」
(それらしい子がいるの?)
と華は必死になってその通報場所にかけつけたのでした。
幸は、
そこにいました。
そして 運命の偶然のように通報してくれた人は
知らない人でなく、
幸の保育園の保育士さんでした。
ひとりでどうやって歩道橋を越えてまで
歩いていったのか・・・
信じられなかった華でした。
でも 通報してくれた人と警察に電話して
みつかったというつながりは素晴らしいことで
とってもありがたいとだと思いました。
いろいろな事情で幸を引越しで預けられなくて
せいいっぱいの華が不具合なのだけれど、
幸は みつかりました。
今は GPSを持っていると
ある程度の場所が 確認できますね。
電波も便利になりました。
一番、人と人のこころのつながりが
人を助けることができるのですね。
華は、その次のあさ
朝陽の中で 微笑むことができたのを
思い出していました。
さて 小説の続きを・・・、