淡き花。 十一話 紅い晩秋の世界の中で・・・、 | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
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淡き花。 十一話 紅い晩秋の世界の中で・・・、

 
はだ寒い部屋の中で
身をこごらせ 縮ませながら
固く 目を つむって
小さく 小さく震えた華がいた
 
せまりくる 
残り少ない年の瀬と
肌寒い晩秋のはかない世界の中で
 
華の悲しみは 激しく萌えるように 
紅く紅く華のからだの中の奥底を
脈打っていた
 
 
♪チム・・・チム・・・
チェリー~
 
華のくちびるは
チムチムチェリーを 小さくつぶやいていた。
 
♪ わたしは さみしく重荷を背負った~
 
と替え歌を歌った。
白いソファにねそべりながら、
天井を空虚にみつめながら、
そっと まぶたを閉じた華だった。
 
♪チム・・・ チム・・・
チェリー~
 
(まけるもんか・!
生きていくんだ~、
幸を抱えて・・・も、ね。)
と華はつぶやいた。
 
(華、・・・)
とこころの中の花。も
華の名を呼んでいた。
 
ゆっくりと起きた華は
パソコンに向かった。
 
ファンヒーターのぬくもりに
自分の悲しさを温めながら、
パソコンのキーボードのキーを
ひとつひとつカチィ、カチィと
打ち出した。
 
 

 
主人公は 私 華
 

 
えと 、
こころの中の花。と
華の娘の幸と
おかしなずうずうしいテレビ君の
役者がそろったわ・・・、
あとの役者は まだ未定、
 
それから~、
 
ブログ小説って何?
 
ブロバイダ料金を払って
サービスのブログのページに登録して
パソコン 携帯電話で
見れる人にたまたま出会うことで
見てもらえるんだわ・・・、
華の作る話は どう読まれるんだろう・・・
 
あるブログは資料になります、ってトップにかいてあるわ。
資料になると、コメントをくれたら、いいのに・・・
ちょっと 虫かごに入った標本になる虫?みたい・・・
 
華ごとき どうにもならないだろうな?
それでも 華を見かけてくれるという人は
きっと タイムリーで それでも気に入った人がいたら
うれしいなと思う。
 
資料になりました。ありがとうなんてコメントもらったら
ちゃんと挨拶するよ。
良かったですね~。て・・・、
 
でも実際はややこやしいのかも。
でも昔の人は 確か声をかけてたような、
時代の化学変化かなぁ~・・、ね、
 
 
いつか 投稿までいくまでここで
練習・・・、
 
ワードも習いにいかなくちゃ~ね。)
と華はパソコンに書き込みをしながら
あいかわず つぶやいていました。
 
そう、
こころの中の花。は
{それもいいけれど
パートで稼ぎに行ったほうがいいじゃない?
ただ 生活が派手になって家計が赤字にならなければ、
いいけど?どう?華・・・}
と葛藤していました。
 
(何を書こうかな、
ん、そのまま そのままでいいよね、)
と華はつぶやきながら
そのままをキーボードで書き込みをしていました。
 
華は自分が
こんなに経済的に追い込まれた生活を送るなんて
ゆめにも思って 将来を描いたわけではなかった。
 
 
華の頭の中で ディスコティックのミラーボールが
きらきらと回っていた。
 
あの繁華街でみんなで ディスコを踊った華やかさ 
 
今はどこに行ってしまったのでしょう。
 
 
もう華の頭の中の思い出にもおぼろげで・・・
 
 
(あれは~ 『ゲットレディ』の リズムから始まって
制服でおでかけから ハマトラ・・・トラッドに決めて ファッションが 華やかで・・
ん、モンキーダンス・・・ ディスコ ・・・、グッチにブランド きらきら・・・
いろいろな名前のファッション かっこよかったわよね。
 
今は おてごろ 何の服・・・、
安くても丈夫な中国服
 
どうして通貨の価値がちがって 出回って
これから、みんなどうするつもり?
 
安いから ありがたく買ってはいるけど
中国さん いつもありがとう・・・
 
これで いいのかしらね・・・、
 
でも やっぱり、華にはありがたい、
でもどんどん単価がやすくなるって
作っている人は食べていけるのかしら?
 
不況・・・なんて・・・
 
エコを始めた頃から、
不況もすすみ?
契約社員なんていうの文字が
やたらと目につく・・・)
と華はつぶやいた。
 
 
萌える萌える秋・・・
紅く紅く
萌えて萌えて
深く地にしずみ
あたらしい息吹の芽は
みんなに出来る限りのしあわせを・・
と華は願いを紅い晩秋にこめて祈った。
 
 
 
(ん、きょうはミスターテレビ君、
静かね。
 
 
昼のテレビにひとりでつうか
一台で感動して・・・
 
 
ある番組の虫の音に 大騒ぎしてた・・・。
虫の音と 紅いもみじは
いまどきの 定番・・・
 
虫の音はなんか効果音だったような・・・、)
と華は思った。
 
こころの中の花。は
{テレビが興奮するわけないでしょう?華、
受像機が具合が悪いだけよ、
 
はやく~ 地デジに変えなよね。
でも、・・・、
しょうがないわね~}っと花。はつぶやいた。
 
(えっ?花。
 
がちょ~ん、
 
 
でも テレビ君、なんか純情でかわいいでしょ?
いつもそばにいる・・・。
 
うすくなんてならないで~!
 
 
だって 中に 入っている人が
うすっぺらになったら、こまるじゃない?)
と華は行った。
 
{んん?『たにけい』さん?、
素敵な人ね・・・。}
と花。は つぶやいた。
 
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~
とブログの書き込みを終えた
華だった。
 
 
(十一話  そのままかきこめたわ。)
と華はつぶやきました。
 
{華?これややこやしくない?}と
花。は華に問いかけていました。
 
 
 
(♪チムチムチェリーは メリーポピンズの中の歌を替え歌にしています。)