おれんじの三日月 始まりの28 未来劇場 | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
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未来劇場へ・・・・・。>






おれんじの三日月 始まりの28

(そぼふる雨の音)


玄人の屋根裏部屋の小窓は、
垂れる雫、
ざんざんと雨の音が 響いていた。

きのうは 冬のしばられる寒さから一転、
ほぐれすぎるほど ふやけそうな暖かさに
地上は 光りの照明が 
一面に 満たされたのだった。

その光りで 春を呼び起こしたように
その暖かさで 水分を蒸気と化し、
霞で 潤わせ
それに 足りず雨を 降りおろしたようだった。

お日さまは くもの中でも
地上にいる時間を 長くして
冷たい空気を 暖めていき
繰り返し まほうの杖を振って
生き物を花たちを 春へと導こうとするかのように・・・、
春の幕をそろそろと 上げ始めていき・・・・、



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昼間の月は お日さまが西に沈もうと しないかぎり
しのぶように そらに 白く こわごわ誰かに見つからないように
張り付いているペーパームーン

その月も 時が熟して 夜のひとり舞台では
その優雅さを かっ歩する。
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時が熟するまで カチ カチと 時を数えて
願わくば 優しい時を迎えたい。
21世紀やまとクルーズ・・・。
すべての事柄やすべての自然が調和して・・・。


屋根裏部屋の鏡の中で
雫を垂らして
ざんざんと雨の音のする小窓を反射しながら、
こまりと玄人は 三日月のベンチに
二人ですわっていた。

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確か三日月は この雨の日から
5日ほど前の過去・・・。

夜空にきらめくまだまだ寒い
三日月のベンチで


”まり、まりは~、
いや、なんにも・・・。”
玄人は言った。

”ん?”と
下を 向いたまりだった。

”あ、火星が見えるわ、
赤い星・・・、”
と、まりは 言った。

”近づいたり 離れたりするのね。
星たちって・・・・、”
とまりは言った。

”お。そうだな、それでここに
おれが いる。”
と玄人は 言った。

”そいえば、まりの初夢 当たってたら
今度の月夜に まりを宙まで
つれてって
月の上で 逆立ちするぞ、って
玄人 言ったよ・・・。
約束だからね~。”
とまりは 言った。

”そうだっだったかな?”
と玄人は 言った。

”そう、そうだよ・・・。”
とまりは 言った。

”仕方ないな~
もし 逆立ちしたら、
ほれここ ここにチュってまりしてくれるか?”
と玄人は 言いました。

”・・・。”
とまりは下を向きました。

”・・・、い・ い ・よ・・・。”
とまりは 言いました。

”やっほ~、
じゃ~、逆立ちするよ、
約束どおり、な、まり・・・”
と玄人は 言いました。

”逆立ちしても
宇宙は 宇宙だなぁ~”
と玄人は 逆立ちしながら 
言いました。

”ほんとだね~。”
とまりは 言いました。

玄人は まりのとなりに逆立ちから、
くるっと体をおろして すわっていました。

”まり、ここ、まり、ここ
ここに チュってする約束だぞ~”
と玄人は 言いました。

”えぇ~、そんなこと 言ったっけ~?”
とまりは 言いました。

”ここだ、まり、
チュっとな・・・、約束だろ?”
と玄人は言いました。

”・・・、もう~、”
と言いながら、、まりは下を向きながら
ほっぺを 紅くして くろうとのおでこに
チュとしました。

”知らないんだから・・・、”
とまりは うつむきながら 言いました。

”やっほう~、
正夢が 当たったおかげで
まりにおでこにキッス、もらったぞ~
宝くじ はずれても
大当たり・・・。だな・・・、”
と玄人は 言いました。

”ん???”
とまりは 言いました。

”まり、おれは、
21世紀の平和の祈りで 
この月から 太平洋に ラブピースの光りを
浮ばせてみたいと 思うんだ。

それも やわらかな自然光で害のないもので
みんながひとり ひとりが 幸せに思える一生を
送ってもらいたいと思うから・・・。

小さな祈りがつながって やがて大きな祈りとなる。

そんな世の中に恵まれますように・・・とな”
と玄人は言った。

”そうか そうか、カカカ”
とマーズは言った。

”あれ?マーズ・・・、
いつから ここに いたんだ?”
と玄人は 言いました。


”ほら、あそこ、
火星が見えるって まりが言ってたじゃないか
、カカカ”
とマーズは 言いました。

”ん? ひょっとして ひょとすると~
マーズ・・・?
見たなぁ~・・・、”
と玄人は 言いました。

”まり、玄人 ハート to ハート・・・。
お似合いだね・・・。カカカ”
とマーズは 言いました。

玄人の屋根裏部屋の鏡は、 
小窓の透明な雨を
反射しながら 写していました。
シーンとした 屋根裏部屋は
誰もいなくて 無人のへやでした。

鏡の中だけは にぎやかに
三日月のベンチに仲良く座る玄人とまり
お茶目なマーズのおしゃべりが 動きながら
いつまでも きらきら映っていました。

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はい、フレンズです。


では このトリム 未来劇場で
実際に 月と 宇宙ステイションを設定して
太平洋に ラブ ピースを 浮かべて見ることにしましょう。

と こ~んなかんじ いかがでしたか?

お互いの自由と平和と自然の調和・・・、
祈ってみましょう・・・。
とフレンズは静かに目を 閉じたのでした。

では

皆さんと・・・、ご一緒に・・・、

『 きょうは あなたが 主役です。!』