春舞台  詩季子の短歌の世界 | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
そろそろと
幕上がりかけ
春舞台
降る雨と 風
一部を色どる

詩季子

2010年2月26日(金)の旅にて

冬将軍の舞台が 
溶け出し 幻と フェイドアウトしていく

暖かいスポットライトが
ほかほかに 地上に当たり始め
明るく照らし出し
霞が 一面に

緑の葉が またいっそう葉を広げ

そろそろと春舞台
春の幕が 上がりかけ
春舞台を 上がりかける幕のすそから
だんだん
のぞかせる

始まりかけた 春の舞台は
透明な春を呼ぶ 音の無い雨
湿り気と
ほんの少しの微風

仕事に急ぐ車の車列と
あわただしい自転車が 駆ける
子供たちのやや不安そうな
かさの色とりどりの色・・・。

 昨日は どこかで 霧や突風の便り

メデイアからは オリンピックのスケートの話題
春の華やかな舞台は このときに 始まるようです。