フライ トウ ザ MOON歩み(210) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
激しい雨が降ったあと
みどりたおやかに
枝をしっとりとさせ
せみが必死に泣いて
いるのを
もりのパノラマは
映していました。

”宙ちゃん、
ここはどうやら
もりのゲームセンターの
回転扉のところらしい、”と
ちいさな男の子は言いました。

”どうも、そうらしい、
ほんもののもりに
かえってきたようなんだ、”
と宙は言いました。

”まぶしい宇宙ステイション
にいたのだけれど
突然 光につつまれて
気がついたらここに
いたんだ、
そして、宙がここに
いたんだ・・・。”
とちいさな男の子は言いました。

”宙ね、くろい月様にあったよ、

また、歩めって、

せっかく逢いにいったけれど
そこはコピーされた
空間だったんだよ・・・、
っていってた・・・。
回転扉がどうも
コピーの空間に
はいっていたらしいんだ・・・、

ここは 本当のもり
なんだよね、

あ、くろい丸い月様の真珠・・・、
これはもらえたんだ・・・、

月様・・・。”

と宙はいいました。

”そういえば
あたらしいランプのおねがい
あと二つのこってたよね、”
とちいさな男の子は言いました。

”そういえば
この星降るずきん
このとんぼめがね
サングラス
ネックレス
マスク

この羽根・・・。

コピー品だけど
ちゃんと使えるように
なってる。”
と宙はいいました。

”宙ちゃん、星降るずきんは
ほんものさ、
おいらのこの光る棒は
コピー品だけどね、

ちゃんと
ほら、
光を調節してるよ”
とちいさな男の子はいいいました。

”じゃぁ、
このコピーされた新しいまほうのランプは?

果たして大男がでてきて
のこりの願いと
を聞いてくれるんだろうか?”
と宙は言いました。

とそういって
ランプを出したとたん
ネックレスがランプにこすれて
コピーされた新しいまほうのランプか
なんと
大男が現れました。

”はい 模倣のランプの大男で
ございます。
なんなりと仰せになれば、
願いをかなえましょう。”
とランプから出てきたのでした。

”あ、でてきた!”
と二人は言いました。

まだまだ
ハンマーレインの予報の出ているもりに
夏休みのお出かけを迷ってるすみびとが
遠出を
まほうの国の映画をみにいこうか
決め兼ねているのを
ゲームセンターのパノラマは
映していました。