コピーされたようなうすい森の
ゲームセンターのパノラマは
あさ 白くあけて
穏やかな 光を映していた。
てまえの山はみどり濃く
遠い山は少しかすみをかけて
映していました
”へへへ、ヘックション・・・”
とまた マスクをかけた宇宙船が
くしゃみをすると
宙たちは その宇宙船とともに
ゆれました。
”宙ちゃん、地震か?”
とちいさな男の子はいいました。
”ん、ちがう、ちがう、
宇宙ステイションが
くしゃみをしたんだ・・、”
と宙は言いました。
”それにしても よくゆれるな~、
大丈夫かな この宇宙スティション”
と小さな男の子は言いました。
”いねアレルギーだろうか?”
と宙は言いました。
”そうですね、今頃ですと
その辺かも知れません。”
とクルーはいった。
”ライトもむずがゆいとか
ありますか?”
と宙は聞いた。
”そうなんです。
ライトからも涙のしずくの露がでてくるんです。”
とクルーがいった。
”それは たいへんですね。
宙が手品で 目薬をお出ししましょう・・。”
と宙は言った。
”宙ちゃん、そんなこといっていいの?
いつのまにそんな魔法を
おぼえたんだ?”
と小さな男の子は言いました。
”ん~と~、内緒、
もちろんペリカン君にもね・・、”
と宙は言いました。
”じゃぁ~ いくよ・・・
この星降るずきんを
手のひらにま~るく膨らませて
載せて
ぼくの名前を知ってるかい?
宇宙の宙ってよぶんだよ・・・?
チチ チチ チチンプイの~プイ・・・!”
するとどうでしょう。
宙の手のひらに上に現れたのは
花粉症の目薬があらわれたじゃ
あ~りませんか?
”ん?ぼくの名前を知ってるかい?
しんぶんたろうというんだよ・・、
じゃないかな?”
とちいさな男の子はいいました。
”気にしない、気にしない
元気の源なんだ、
ほんでもって そんでもって
なんじゃらほい・・、
まずこの宇宙船の視力検査をして
よかったら この目薬を
お渡ししましょう・・・。”
と宙は言った。
”点検ですか?
やりましょう、
もしその目薬が効くのなら
助かります・・・。
宇宙船上昇気流
風圧検査・・・、
いきます。
ライトのを目いっぱいの明るさに上げて~
風圧を当てます・・・、
はい、以上なし。
では 次は 遠方確認検査です。
宇宙船の先に見える文字を
自動的に発見できるかどうか
やってみます。”
とクルーは次々と検査を
始めていきました。
うすい森のパノラマは
もうすっかりよるのくろに
染まっていました。
天のおへそに1つあたたかく
春の光のような星を浮かばせ
写し シーンを変えて
どこかの家のまどに
もう1つのけいこうとうの明かりを
映して だれかがパソコンのキーボードを
打つ姿を映していました。
明日のお天気は晴れでしょうか?
のもじをスクロールして
映していました。