”それを 聞いた
やさしいおじいさんは
そのうすのはいを
集めることにしました
『どうか
天国でしあわせになりますように』
とおいのりしました
するとどうでしょう
かぜで はいが
まいあがり
枯れ木に
ついた
はいが
花を さかせました
はいをつかんで
おじいさんは
『かれきに花を咲かせましょう』
かれきは
どんどん 花がさいていきました
そんなところに
お殿様が とおりかかったのでした
『これはみごとなはなさかじいが
おったぞ』
やさしいおじいさんは
ごほうびがもらえました
よくばりじいさんと
おばあさんも
はいをあつめて
おなじように
『かれきにはなをさかせましょう』
とはいをまきましたが
いくらまいても
花は 咲きませんでした
お殿様に おこられた
おじいさんとおばあさんは
なんども あやまって
ゆるしてもらいました
おしまいです”
と宙の読み聞かせが終わりました
会場から拍手がおこりました
”ありがとうございました、
しばらく また みなさん
ご歓談よろしくおねがいします”
と宙はアナウンスしました
”なんとか、よめた、
よかった~”
と小さな声で
ささやくと
”ん、がんばった がんばった”
とペリカン君もちいさなこえで
みえないところから
ささやいていました