色どりの街
つづきだよ
明るい朝に
ほのかを中学校におくったその朝
ほのかの修学旅行にいく話が
咲子にありました。
大勢の中学生にまぎれて
修学旅行に行くなんて
中学の修学旅行を二度もいくという
咲子は 複雑な心境でした。
ほのかの介護のためでした。
でも 久しぶりの東京への
旅行と思い計画をたてました。
のぞみの新幹線は増発となっていたので
中学生も 朝一番に乗るということでなく
午前のダイヤで 充分となっていました。
同じ 新幹線には乗らずに
2本あとの新幹線にしました。
中学生といっしょのホテルに
とまることになりました。
ほのかがいたので
人生2度目の
修学旅行でした。
いちおう、
ほのかの自立のために
距離を おいて 行動しました。
浅草。
お友達と修学旅行にきている
ほのかのすがたを見ることができました。
そぅと そばにいき
声をかけました。
先生にも そぅと あいさつして
元気そうにほかのお友達といれたので
ほっとして
ひとりで
ホテルに戻りました。
にぎやかな浅草は 卒業旅行生を
あたたかく受け入れていました。
仁王門と赤い 雷門ちょうちん
咲子には
なつかしい思い出になりました。
ホテルで夜のほのかの介護を先生から
渡していただいて
次の日の キャンプ地へ
ほのかをおくりだした咲子でした。
修学旅行のバスは何台も連なり
東京のホテルを出発していくのを
ロビーの玄関で
見送ったさくこでした。
不思議な1シーンでした。
しろい朝でした。
そのころ 韓国ブームで
韓国の映画が 映画館で
たくさん上映されてました。
もの悲しく せつなく
きれいな 映画が
たくさんありました。