
すりガラスのレンズから
森の地上を
万華鏡のように
のぞいている
すりガラスのような
くもで
その光りをおさえている
どんなふうな
万華鏡の色どりなのでしょう
”きょうは
森の学芸会の練習は
あるのかい?”
とペリカン君はいった
”ん、あるよ、
ね、ね、台本のつづきを
よんでね、おねがい・・・、”
と宙はいった
”いいともさ、
えっとな~
(語り)
リハビリしせつへと
小さなおんなのことおかあさんは
小さな光を求めて通いはじめました
(おかあさん)
”泣かないで
少しづつ、おおきくなるのよ、”
と小さなおんなのこに
声をかけました
(施設員)
「おかあさん、いいですよ、
できるかぎり、この小さなおんなのこの
力を伸ばしていけるように
相談にのりますよ、
なんでもいってください。」
といいました
(語り)
それから 小さなおんなのこと
おかあさんは、
毎日 一生けん命
その施設へかよい
病院のリハビリにもいきました
ということだよ、
歩けて丈夫になって
小さなおんなのこの笑顔と
おかあさんの安心する顔が
みたいね、”
とペリカン君はいいました
”そうだね~、
歩けるといいね~
かわいい笑顔みたいもの、宙”
と宙はいいました
”宙ちゃん、森の学芸会に
でるんですって?楽しみだわ、
ビデオをもって いくから
緊張しないで うまくできるといいね、”
と古家のすみびとがいった
”いまね、前に書いたお話が
メディアにのって お知らせに
いっているのよ、
お話が そらをとんでいるの、
どこかのだれかが 目にして
たのしんでくれたら、うれしいな
宙ちゃんもそらを 飛ぶのかな?
たくさんお勉強して
がんばってね
ほっと きもちがやすらぐお手伝い
むずかしいけどね、
宙ちゃんがそらを飛んだとき
そのお話をかいちゃおうかな、”
と森のすみびとは いった
”え~、そんな~、てれるな~
そんな いつかもわからないし~”
と宙は
背中の羽根をバタバタさせながら、
顔をあからめて ポツといった