色どりの街
つづきだよ
秋もふかまりつつ
あるころ、
咲子は ほのかと
中学校への
通学路を歩いていました
かたくなに
足止めをするほのかに
わけもわからず
ただ
そばにいました
はやくから ほのかは
コートに身を包み
あさは なぜ
こんなに
寒いのだろうと
おもいました。
メディアのニュースでは
起きてほしくない
地震が また 起きていると
伝えていました。
暑い暑い夏
異常気象なのでしょうか?
そんな中でも
季節は過ぎ
ほのかの成長を
いつもいつもそばでみていた
咲子でした。
寒くなると
コートがきれない
男子中学生のすがたが
けなげに咲子の目に映りました。
背を丸くして
寒そうに歩いていました。
気持ちがいっぱいいっぱいでも
がんばって
歩いていました。
雨の日に濡れて帰る日など
大変そうでした。
せめて、貸しがさをうまく
利用できると 気分も
すこしは ちがうのかしら
と思いました。
そんなこんな風景を
見つつ
その年も暮れていきました。
韓国のドラマが
素敵に うわさとなっていました
韓国といえば
アリランという歌とキムチが記憶に
ありました。
日本の近くにある国なのですが
ハワイブームからつながって
最近はアジアというところが
注目されるように
なってきたのかしらと
咲子はおもいました。
なにげにいつもどおり
歌合戦を見て
新しい年がやってきました。
愛知万博のうわさが
ひとの話から
よく 聞こえていました。