満天は
透き通った紺空の天に
北極星を光らせ
でっかいオリオン座を
そばに たずさえ
地平に 一番星をかっちり
宇宙とはめて
三日月を あおぎながら
つめたいよぞらの初夢を描いている
”♪、大、中、小、の
中じゃなくて、
宇宙の中、
月様のところへ飛べるのかな?”
と歌いながら
ほんのすこし生えてきた羽根を
バタバタうごかしました。
”宙、今度、森の学芸会があるらしいんだ
宙 なにか、出てみるかい?”
”ん、どうしようかな~
その他、おおぜいの合唱隊ならいいかな?
でてみようかな?”
”そうか、そうか、でてみようよ、
おいらもでるよ、”
”ペリカン君、宙ちゃん、
よくお手伝いしてくれました。
今年もよろしくね、”
といって
古家のすみびとは
ふたりにお年玉を
わたしました。
”ありがとう、”
と宙は ニコニコの
笑顔でお礼をいいました。
”あ、どうも、すみません、
ありがとうございます。”
と ペリカン君も
テレながら もらいました。
ポチぶくろには
うしの絵が イラストで
ついていました。
つづく