シンとした透き通る濃い紺空に
うすいしろい綿雲を ところどころに
はって 身震いする寒さ
森の木もひと身震いしました
灯油売りのトラックの
ゆきやこんこが どこからか
聞こえていました
”ハアアア、くく ちゅうんん”
”さむいね、 今日はどこで とまろうか?”
と 宙がいった
”そうだね、古家にもどろうよ。”
ペリカン君がいった 青い風船も寒そうに
ゆれた
”いいともなのかな?”
そうすると 宙の携帯が鳴って
出てみると 真っ青な青空の待ち受け
画面がでた
”いいらしいよ、なんとなく、”
”そうか?、そうしよう、あ、すんでるひとを
あず みかけたら たのもうな、”
とペリカン君はさむ~いのでなまっていった
古家のドアをギイと開けると
テレビがおかえりというように
ついて歌番組が映って
元気そうに歌っていた
”宙、お誕生日はいつなんだい”
とペリカンくんがきいた