あしたさくこ2005 | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
(ゆめこ) 「さくちゃん、すずしいね。」

(さくこ) 「うん。」

(かたり) 映ってる少女映画の意味も
      解りたいけどただ流れ、
      下をむき ただたたずんで
      いた。同じように 回廊には
      ぐるっと中腰で休んでいる
      人々がいました。
      ふっーとゆめこは自分の少女時代を
      思い出していました。
(ナミエ) 「よいしょっと、ちゃんと留守番してたがね?」
      「えら~い。えら~い。」

(語り)  ゆめこの母は駄菓子屋を営んで
      おり、大風呂敷を肩にしょって
      卸問屋の明道町まで駄菓子を仕入れに
      瀬戸街道を通っているバスにのって
      行っていました。
      ゆめこの兄賢一と弟の真二と一緒に
      テーブルで卓球をして留守番を
      していたのでした。バナナカステラや
      のりまきあられをおみやげで
      もらいました。
(ナミエ) 「さぁー 店でもあけるか。」

      せっせと働いていました。
      そこへ問屋の文房具の人が
      やってきました。