薄暗い中で、
ぎんしゃりおにぎりは
あなへコロンと
落ちて生きました
あなをのぞいてみると
中から 歌がきこえてきました
”おにぎりころりん すってんとん”
”中から 歌が聞こえてくるよ”
と 宙が ペリカン君に聞いたとたん、
ふたりともあなに転がり落ちました
中では 白いはちまきをしたネズミたちが
”おにぎりころりん、すってんとん”
と歌をうたいながら 踊って
おもちを みんなで ついていました
そのそばに
黒メガネをかけたウサギが
電波時計を見ながら
カプチーノを飲んでいた
小さな木のテーブルをはさんで
ふしぎな鏡の横で
白い長いひげを指で 絡めていて
カミさまが 玉座に すわっていた