フライ トウ ザ MOON NO.8 | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
満天は秋空
地平線のすそに
白い雲をたくわえて
うろこ雲を天に配し
時折、思い出したように
お日さまが まばゆく白く
照りつける

50メートル走を
走ってる子供がいた
病気という 重い鎖をしょって
歩いて とまって 走って
 また、とまって
ゴールがなかなか切れない
テープをもつ先生と親の歓声が聞こえる
やっとゴールを切った瞬間、
ほこっと 笑顔が輝いた

応援席の後ろのほうで
小さな少女とペリカンくんが
たたずんでいた
ゴールした子供たちを見て
小さな少女は 瞳が輝いた
走るのは遅くとも だれにも叱られずに
駆けていったあの子達 すごいなって
心の中で 想いました

後ろから 少女の背中をたたく
ウサギがいました
ウサギは、”ん、ん、ゴホッ”
と 咳払いをしました