私は 17歳で摂食障害になりましたが、それを誰にも相談できませんでした。
22歳になって、拒食 ⇒ 過食嘔吐 に変わっていた時、
マクロビオティックを一週間、大自然の中で 宿泊しながら学ぶ講習に参加しました。
その講習には、病気を克服したくて参加する人・マクロビオティック料理を学びたい人etc.
参加目的は様々でした。
私は、食べ続けることから開放されたくて、参加しました。
初対面の約15名が、一週間も一緒に暮らすのです。
すごく勇気がいりましたが、そこで初めて、みんなに自分の摂食障害を打ち明けました。
期間中、毎日10km強の 山道ウォーキングがあったのです。
3ヶ月くらい ひきこもって過食嘔吐ばかりしていた私は、
山を登る 体力・気力 がなく、一番後ろから、やっとの思いでみんなについて行きました。
<もうだめだ・・・歩けない・・・
> と思うのですが、参加者の一人が
ずっと、私の少し前を歩いてくれていました。
「がんばれ!」 とか 「急げ!」 とかは 全く言いません。
ただ、私のスピードより少し速く歩いて、 私が止まると
「花がきれいだなぁ
」 と その人も立ち止まって、 植物の写真を撮ったりしながら、
また歩き出すのを待っていてくれました![]()
山道ウォーキングの3日目、とうとう途中で苦しくなり、自分一人リタイアしました。
<みんな ちゃんとできてるのに、自分は途中でやめてしまった。ダメな人間だ。>
と、思いながら下山しました。
山荘に戻ると、講師の先生に 「山頂まで行けなくて、すみませんでした。」
と 必死で謝りました。 号泣して過呼吸にも![]()
先生は、さらっと 「頑張りましたね。また明日、行ける所まで挑戦したらいんだよ
」
と言ってくれたのです。
それまでの自分は、親に 《優秀な結果》 だけを求められてきたので、
途中でリタイアしたのに 「頑張りましたね」 と言ってもらえた時は、驚きました。
そして、心が すぅ~ っと 開放されました。
0 か 100 か、でしか自分を評価していなかった事に、やっと気づいたのです。
4日目の山道ウォーキング。
<昨日できなかったから、もうダメ!> ではなくて、<今日もやってみよう!>
と思いながら、 自分のペースで頂上まで登りました。
一番ビリで山荘に戻った時、 玄関にみんながいて、「おかえり~![]()
」
と 拍手して迎えてくれた事は、8年経った今でも 忘れられません。
マクロビオティックの講習最終日には、”36点の自分や 82点の自分” を、
少しは許せる私がいました。
「幸せの青い鳥は、どこ探しにいってもいないんだよ。
青い鳥は・・・自分の心の中にいるんだよ。」
帰り際に、先生がくれた言葉です。
自分に求めるハードルを下げてみたら 楽になるって、
先生は 教えてくれました。 すごく、救われた言葉です。