2023年12月発行
いしかわTEACCH研究会会報169号より↓
注:以下、2023年12月発行の会報に寄せた文章です
まだ3つ子が小学生だったころ、海外から引越してきた親子さんがあいさつに来てくれました。
日米ハーフの娘さんは日本語も話せるようでしたが、あいさつを促されても照れてしまって、ママの陰に隠れてもじもじ。
こんなとき日本人だと、「もう、〇〇ちゃんたら!ホントすみません。」とか、「あいさつできないなんて恥ずかしいよ。」なんて言ってしまうことが多いのに、このときのママは、
「ごめんなさいね、
いつもはもっとかわいいんですよ~♡」
とにっこり。
そのママの笑顔と言葉、娘さんのうれしそうな顔がとっても素敵で!!
わが家は個性強めな3つ子たちだったので、人前でたしなめたり謝ったりする機会が多かったのですが、それからはわが子の前では謙遜や謝罪よりも、なるべく本人の良いところを言葉で伝えよう!と意識するようになりました。
あれから早15年。
子どもたちの心の奥底に素敵な言霊が刻まれてるといいな。
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