温泉ソムリエのストレス解消!くつろぎの湯ブログ -18ページ目

温泉水を注文しました

先日書きました、髪の毛が生えてくるという温泉水。


早速注文してみました。


取り寄せ先の鶏頂山鉄鉱水本舗の話によると、

当たり前ですが、もともとは、入浴用とのことです。


飲泉もできますが、鉄分が多く癖があるので、

少しづつ飲んだほうがいい、と言っていました。


髪の毛のことを聞いてみると、個人差があるので

と、想定内の答えでしたね。


でも、実際にご主人も風呂上がりにつけている

とのことです。

抜け毛は明らかに減った、と言っていました。

鉄分が、血液の循環を良くするのではないかと。


ただ、「新しい毛が生えてくるというのは、どうでしょうかね~。」

との弁です。


3か月は様子をみてもらいたい、とのことですし、

飲んでもいいので注文することにしました。


あとは、夜更かしに気をつけたいと思います。




宮沢賢治が愛した温泉

岩手県の大沢温泉には、一軒宿の山水閣があります。


ここは、宮沢賢治が少年時代に父親に連れられてきた、

賢治ゆかりの温泉宿です。


一軒宿とはいっても、600人が宿泊可能で、

東北屈指の混浴大露天風呂で知られています。


「遠野物語」の天狗たちが湯あみをしたといわれる

伝説の温泉でもあります。


少し古い資料ですが、自炊部はふとん付きで、一泊2500円から

となっています。

ですから、一週間以上泊まる湯治客が多いとのことです。


細かいことが書けないのは、実際に泊まっていないので。

予約をしようと電話をしたら、「国体があるので、団体さんでいっぱいです」

と言われてしまいました。


本来、山奥の小さな宿が好みですので、これほど大きな宿に

泊まろうと思ったのは、始めてでした。


でも、湯治客が多い温泉というのは魅力があります。

たまには自炊をしてもいいと思うし、いろいろな人に出会えますからね。


高村光太郎も、「ここは、本当の温泉の味がする」と、言っていたそうです。


大沢温泉を含めた花巻温泉郷は、いい温泉が揃っています。


ぜひ、今度行ってみたいと思っています。









神奈川県にある有馬温泉

日本三名泉と言えば、草津温泉(群馬県)、下呂温泉(岐阜県)

そして、兵庫県の有馬温泉です。


そんな名泉・有馬と同じ名を名乗る湯が、神奈川県にあります。

川崎市、東有馬の「有馬療養温泉」です。


「井戸を掘ったら赤茶に濁る水が出た。

もしかしたら、と思って分析したら温泉だった。」

とは、ここの主人の弁です。


初めて入った時は、なかなか汗が引かなくて大変でした。

本当に身体の芯から温まりました。

濃い鉄泉なので、最初だけ肌にピリッときます。


源泉の温度は17度ということもあり、ぬるめのお湯です。

その代わり、いつまでも浸っていたい気になりますね。


ちなみに、ここの温泉は、飲泉ができます。

源泉は無色透明ですが、酸化してすぐに赤茶色になります。

ペッドボトルに入れて持ち帰ったことがありますが、色が変わっていました。


成分が濃いので、いっぺんには飲まない方がいいと思います。

でも不思議なもので、家に帰るとあまり飲まなくなったりします。

温泉に浸かりながらがいいのでしょうね。


電車で行くには、東急田園都市線鷺沼駅から、小杉、または新城行き

バスで7分、「中有馬」下車です。


川崎市国民健康保険契約温泉になっていますので、

川崎市在住の人は、市役所で手続きをすれば、

割引料金ではいることができます。