鳴かぬなら… | みっつのみぃちゃん推しブログ**峯岸みなみで前が見えない**

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AKB48のみぃちゃんこと峯岸みなみについて、ちょっと引くほど推し続けるブログです。

※小ネタ投稿(PC閲覧推奨)


先日とある音楽プロデューサーさんの本を読んでいたところ
レコーディングに関するとても興味深い話がありました。



ヴォーカルをレコーディングする際、
何十テイクも録った後、一曲を通してベストなテイクを選ぶのではなく
一文字単位でベストなテイク、たとえば
この部分はテイク3、この部分はテイク1、というふうに
一文字ずつ切り貼りする手法が80年代から行われていたそうなのです。



これを聞き、今ならば推しメンの声も簡単に合成できるのではないかと
とっさに思いつきました。


変態の発想は世の中の役に立たないとつくづく思う。







お手軽にできるフリーのツールが良いと思い、
Audacityというソフトを使用してみました。
じゃがりこでも150円するというのに便利な世の中です。



説明書なしでも直観的に操作でき、
ものぐさな自分でも
声のサンプルを探す作業を除けば
割とスムーズに行うことができます。







まずはみぃちゃんの声を編集。
試しに「みっつさん大好きです」という音声を作成することにしました。




みぃちゃんミッツマングローブさんと親交があるので
「みっつさん」という言葉を発する機会も多く
サンプル探しには苦労しません。
それに「大好き」なんて言葉もアイドルの常套句ですしね。




「みっつさん」は5月のラジオ放送から、
「大好きです」AKB1/48の特典映像からそれぞれ抽出しました。


単純にくっつけるだけならいいのですが、
録音環境が全然違うので
通して聞くとどうしても違和感が出てしまいます。


そこで、ボリュームとリバーブ(残響)を調節し
ある程度の統一感を出すように変更するとこの通り。



前略おふくろ様
俺は東京でも幸せに暮らしています。









次にあやなんにも同じことを試します。




あやなんはそもそも
「みっつさん」という単語を発することがないため、
サンプルの抽出は困難を極めました。


サンプル抽出時の注意点としては、
なるべく明瞭に発音していることと
後ろに雑音などがない事が挙げられます。


それを踏まえ、
「み」「大好き」は8月のあんた誰から、
「つ」「さん」は5月のANNからそれぞれ抽出しました。
「っ」は無音なので不要です。



元からエコー付の言葉なので加工はほぼしていません。
強いて言えば「み」「っつさん」の間の擦りあわせに苦労しました。


自然に聞かせるためには各パーツをクロスフェードして
組み合わせるのがコツです。
つまり「み」の終わりと「つ」の始まりを重ねて、
フェードイン・アウトで徐々に擦りあわせる感覚です。

結果はこの通り。まずまずといった感じです。



音程(ピッチ)がずれている場合、部分的に変えることもできますが、
実際試した感覚では50Hz以上変更すると
その人の声質を損なってしまうのであまり実用的ではありません。
今回はその変更までは行いませんでした。







さらに難しいのはゆーりんです。




彼女は基本的に早口なので、単語を分割すること自体が非常に難しく、
適当なサンプルが見つかりませんでした。


あまりいいサンプルではありませんが、
3月のあんた誰から「み」「つ」「さん」を、
3月の劇場公演MCから「大好き」をそれぞれ抽出。
これも同じ要領で結合します。


雑音が混じっていますがプリセットのノイズ除去機能では
取り除けませんでしたがまあ聞ける程度にはなりました。






最後に3人の声を合成します。


臨場感を出すために
あやなんを左チャンネルに配置し、
ゆーりんを右チャンネルに配置し、
みぃちゃんを左右に均等に割り振ります。



時間差で「みっつさん大好き」と言ってもらうパターン。



同時に「みっつさん大好き」と言ってもらうパターン。



これは耳の保養になります。




前略おふくろ様
流行の危険ドラックはやってませんので心配しないで下さい。






握手会で彼女達に「好き」と言われたことはありますが
(正確には無理やり言わせたともいいますが)
聞きたいときにおやつ感覚で聞けるのは大きなメリットと言えますね。




僕のような素人でも簡単に合成できるので、
皆さんも時間と興味があれば試してみるといいかもしれません。


作り終わった後は、少しばかりの達成感と
この世の終わりかと思う程のむなしさが残るはず。