こんにちは


今回は声と身体のお話しです音符









ほぼ後期高齢者メインの団体であるコーラスの

秋の合唱祭が終わりました


少人数の団ですが

皆さまとても良い表情でのびのびと

大きなホールいっぱいに声を響かせました


いらしてくださったお客様からも

たくさんお褒めの言葉をいただいたそうです

(そりゃそうでしょうニコニコ)





実はこの団体

高齢化による団員減少で今秋で解散のため


合唱祭参加は今回が最後でしたぐすん



人数が減って心配になった団員さんが

ご自身の娘さんを助っ人で連れて来てくださり

一気に平均年齢が引き下がりゲラゲラ

一気に華やかになりました



彼女(サーヤさん)は合唱経験は皆無とのことですが

いやいやどうしてしっかり歌ってくださいます


やはり年齢が若い(と言っても40代後半)ということは筋肉も若いので

瞬発力、適応力、持続力、爆発力

どれをとっても

多少の無理ならついてきてくれますラブ


さらにお母さま譲りの素直さとお人柄の良さから

とりあえずは私の言う通りに身体を使ってくださり

ほんの数回でみるみるうちに

声が美しい響きを纏うようになりましたラブラブ


本番までごく短期間なので

特に発声のことは戸惑うのではないかと懸念しておりましたが(私の発声は少し変わっているので)

杞憂に終わり安堵しましたクローバー


よかったキラキラ







先日のお稽古前

サーヤさんが私のところにニコニコしながらやって来て

コーラスでのフィジカルトレーニングが

とても良いことが証明されたと嬉しそうにお話しくださいましたニコニコ



数日前会社の健康診断を受けた彼女


肺機能の検査は

過去何度やってもエラーになり

いつも青息吐息でやっとC判定

という

トラウマ検査らしいのですが


その日もまた普段通りに

何度もやらされてC判定だろうと思いながら

待ち時間にふと

コーラスの発声時のちょっとした背骨動かしワークを思い出して

ほんの1〜2分軽くやってみたら


なんと‼︎

一発でA判定びっくりびっくりびっくり

を叩き出した

そうです


それほど頑張ったつもりもなく

人生初の快挙爆笑

ご本人も驚いたとのこと



こんなお話を伺うと

ホントに心から

歌をきちんと勉強してきて良かった

と思いますハート


もっとも

この時にサーヤさんが

背骨呼吸ワークを思い出してやってくださったからこその良い結果だったので

何より

サーヤさんのご慧眼に敬服と感謝

ですおねがい









私はふだん発声で

耳にタコが出来るほど

「歌は息‼︎息は背骨‼︎」

(息・呼吸←肺←肋骨・胸椎←背骨。詳しくは別記事にて)

とお伝えしつつ

背骨を動かす呼吸ワークをするのですが


一般的にコーラスの発声というと

まず大きく口を開け

「はい、お腹から声を出して!!」

とかなんとか言って

ルンルンあ〜あ〜あ〜あ〜あ〜〜(ドミソミド〜)

とか声を出すことだと思っている方が多く

(これも正しくやれば一定の効果はもちろんあります!)

私が何度説明しても

「自分たちが高齢者だから、あまり声を出さずにフィジカルワークをしている」

と思っている人もいらして


だからこの先生はダメだ(年寄り向け運動サークルじゃないのだから歌を教えろ)と烙印を押されたことも

幾度となくあります笑い泣き



何人もの先生を渡り歩き苦しみ抜いた挙句に

あるトレーナーの先生に行き着き

(ご迷惑がかかると申し訳ないのでお名前は申しませんが)

まさに背水の陣で

血と涙(と時間とお金笑い泣き)を流して必死に覚えたので

この考え方に間違いはないと思っています


もちろん

メソッドが違っても

到達する方法はたくさんあり

これだけが正しいということではありませんので

誤解の無きようお願いいたしますにっこり





声を出す前に

まずご自身の身体と向き合い整えるのは

「高齢者だから」ではなく

「歌は息で歌う」からで

「息を出すから声となる」ことを知らなければ

発声技術の向上は難しいです


高齢者だしプロになりたいわけではないから

上手くならなくて良い

と言う方もいらっしゃいますが

そういう方に限って

「高い声の出し方を教えて」

とか仰いますゲラゲラ


上手くなって欲しいのではなく

身体も喉も壊さず無理をせず

健康的な発声を覚えることは

歌うことがもっと楽しくなるだけでなく

身体への効能が二倍三倍どころではなく

五倍にも十倍にもなり得るのです


本来歌は

私たちがいつもやっていることを

ものすごーーーく大袈裟にやるだけ

です

実はこれが大変難しい

(とりあえず誰でもなんとなくは出来ているから!)






めっちゃざっくりですが

基本の基本は


「肺から息が出て声帯を通って振動するから音(声)になる」

「声を出すにはまず息を吐く」

「息は肺呼吸」

「呼吸は全身の筋肉運動」

「呼吸の筋肉を認識し、解し鍛える」

「筋肉がしなやかに繋がりが良くなる」

「息が出やすくなる」

「声が楽に出る」



骨は筋肉とともに身体を支えています

身体を動かすのは関節で

関節の動きは筋肉が担っていて

筋肉が凝り固まると骨(関節)の可動域も狭くなります


関節が動かないと筋肉も動きにくくなり繋がりにくくなる悪循環で

動かないところは

脳が動かなくても良いと判断して徐々に使われなくなり

衰えて固まっていきます



高齢者はもちろん若い人でも

身体の使い癖があって

バランスよく使えてはいないものです


骨の場所は意識しやすく

骨(正しくは関節)を動かすと周りの筋肉も動くので

両方を意識しながら身体を動かし

内観力を高めていきます







私たちは

無意識に一日2万回程度呼吸していますが

歌は

この呼吸をコントロールします


歌い手は

息の使い手

なのです




闇雲に声を出しても

響く声や心地よく楽な声は出ません


元の発声が良かったり(一定数いる羨ましい人!)

スジが良ければ

なんとなく雰囲気を真似てそれとなく出来る方もいらっしゃいますが


まずは健全な息を吐くために

呼吸する筋肉の繋がりを確認しながら

身体を呼び覚まして鍛えて

身体と頭と感覚で息の通り道を覚えることが

本来のボイストレーニングです







長くなったので

次回はさーやさんが待ち時間で数分やったという

簡単な背骨ワークをご紹介しようと思いますニコ