2026年10月26日

3年間世話になった病院からの紹介状を持って

大学病院の呼吸器科を受診した


次に主治医となる医師はどんな人なのか

まずはそれが一番気になるところである


願わくば

慢性病で長く世話になる場合は

患者は病との共生が生活の一部となることを理解して

伴走してくれる気持ちのある

人間性を持ち合わせた医師に診てもらいたい


医は仁術と言うけれど

所詮職業の一つと言ってしまえばそれまでなので

人間性云々まで求めることは贅沢かもしれないが

ある意味自分の人生を預けることになる主治医は

能力と経験があり

人柄の良い人間であることを切望してしまう




とはいえあまり期待しても仕方ない


心を無にして診察室に入ると

中堅と見られる大柄な男性医師が

私の外向きの挨拶に合わせて

闊達に挨拶を返してくれた


あ

この人

察しの良い人だ

たぶん大丈夫


最初のひと言でほぼ人となりがわかる


経験からして

この時の印象はその後もほぼ変わらない




その医師が紹介状の内容を確認したあと

私がこの3年間の経過をかいつまんで話す


医師は私の話しを聞きながら

時にちょっとした(私にとって)嬉しいリアクションや短い言葉を発しつつ

電子カルテに記入していく


ここまででもう十分信頼できると思い

すっかり安心して

既に治った気分笑い泣き


このセンセイのところになら

大幅に遅れる朝のバスや満員電車に揺られて来るのも

苦にならないおねがい


よかったハートハート


と思うも束の間


今後の治療をこちらの病院の管理にして良いかを確認され

丁重にお願いすると

その後の流れの説明に入った


すると

このセンセイは

呼吸器科の中でも腫瘍専門であるとのことで

今日聞き取った内容は

好酸球性肺炎専門の医師に引き継ぎ

(よく読んで予習しといてもらう、と言っていた笑い泣き)

次回はそちらの専門医の受診となることを

言い渡された



このセンセイじゃないのか…凝視

ちょっと残念だけど

たくさんの呼吸器科の医師の中で

好酸球性肺炎の専門医に診てもらえるなら

それが一番良いはず


この病院にした理由は

HP上で

慢性好酸球性肺炎の患者も多く通っている

という文言を見たからである


この病は

そもそも原因ははっきりしていないし

現れる症状も程度も個人差が大きいので

診ている患者数が多いほうが良いに決まっている


「患者によって違う」と医師が認識していることは

患者にとっては大きな安心材料となるのだ






次回の受診の準備として

こちらの病院での検査データも重ねていきたいので

血液検査と肺機能検査をしておき

その後担当医の判断により

再度リウマチ科や膠原病科など

必要に応じて別の科を受診することになるかもしれない

と言われた


それで…

とセンセイはこちらに向き直り


検査受けるのは大丈夫?抵抗ありませんか?


と仰る


一瞬何を言われたのかわからなかったが


あーー、大概は大丈夫です


と答えると


はい、それは良かったほっこり




…やはり意図がよくわからない

辛い検査は初発時の肺組織の検査しか思い当たらない


もっと嫌なことをする可能性があるのか?

今後の治療方針構築に役立てるのか?

後になって文句を言わせないようにするためか?

お金がかかるから?


ま、いいかねー

嫌な聞かれかたではなかった





おそらくもう2度と

このセンセイに会うことはないのだろうと

少し残念に思いつつ

礼を述べて診察室を出る



そして

久しぶりの肺機能検査だ


やはり難易度は高く

一発合格とはならなかったが

このようなチャレンジ系検査は大好物なので

楽しめた爆笑



お昼をとうに回って腹ペコ状態で

採血室へ行くと

10本分取られて気持ちが萎えた



さらに萎える額の会計を済ませて

どこかで何かお腹に入れようにも

店を探して入る気力もなく

まっすぐ帰宅


おやつの時間を過ぎてやっと

我が家で昼食にありつけた





一日仕事になって疲れたが

今後の不安は現時点では感じていない


病が治るかどうかは置いといて

まずは話を聞いてもらえたし

次も聞いてもらえるような気がするし

私に起きた症状を

この病の中で起きていることとして

考えてくれる気がする


もっと早く転院しておけば良かった

とも思うが

回り道をしたからこその

自分の身体状態への気付きもたくさんあったので

それはそれで良しとする



新たな始まりは

悪くない