気管支鏡検査の翌日からは三連休でしたが、プレドニン20mg/日を3日続け、週明けに検査して薬の量が適正か効きを見るとのこと、祭日の朝主治医が説明に来てくれて、その日から服薬となりました。


ステロイド薬は病気にはとても良く効く薬ですが、気をつけなければならないのは副作用です。

私は中程度の量からのスタートで毎日内服、期間も順調に行って3〜6ヶ月の予定です。

再発すればまた逆戻り、年単位で飲み続けることもあるそうです。


注射によりさらに大量投与するパルス療法もありますが、副作用に関しては、少量でも長期間続けるほうが強く出てくるようです。



◆まずは免疫力が低下するため、感染症にかかりやすくなるので、薬を十分に減量するまではなるべく感染を避けた生活をしなければなりません。


◆カビによる怖い肺炎に罹りやすくなるらしく、予防のために抗生剤を同時服薬。

玉が大きくて飲みにくいぼけー

プレドニンとともに胃を荒らすので胃薬も。


◆精神症状として、鬱や高揚感、不眠。

私は半年ほど前から眠りが良くありませんでした。

入院したその日から、細切れで3〜4時間睡眠、客観的に見ればかなりの不眠でしたが、眠れないのは自分的にも当たり前で、しかも病院というストレスフルな環境なので特別に思い悩むこともなく、それほど気になりませんでした。

退院して自宅に戻ったら、日によって波はありますが、連日眠れないということはなくなりました。


◆高血圧、高血糖は飲み始めから注意が必要で、内服初日から一日4回の血圧と血糖値測定をしました。

血圧は普段上が100を超えないのですが、朝服薬して昼には上が130を超えました。2〜3日で普段の血圧に戻りました。

血糖値も適正値より高くなりましたが、インスリンを追加するほどではなく、こちらも数日で落ち着きました。

長期間(3ヶ月以上)服薬する場合は、動脈硬化や高脂血症、糖尿病などさらに気を付けなければならないそうです。


◆ステロイド骨粗鬆症で骨折のリスクがステロイド非服用者に比べて1.9倍、内服が2.5mg/日の少量でも1.5倍になります。

内服して3ヶ月で一気に骨量が低下するらしいです。その後6ヶ月以降も一定量の低下が持続するそうです。

怖いえーんえーんえーん

そう言えば、同室だった同い年のマユミさんは20代からステロイドを内服、現在も少量ですが続けていて、背骨の圧迫骨折で痛みが酷いと言っていました。

80歳代くらいに起きることと思っていたので、そんなに大変な薬なんだと衝撃でした。

どれだけ予防できるか知りませんが、週に一度のアレンドロン内服で骨量低下の軽減を期待しています。

さらに骨量低下を少しでも食い止めるために、骨骨運動しないとです。


◆眼圧上昇による緑内障の悪化、これは私には深刻です。元々低眼圧緑内障ですが、これで高眼圧になったらどうなってしまうのでしょう。

目薬を忘れずに差すしか出来ることはありません。


◆筋力低下も主治医から顔を合わせるたびに言われていました。腎臓内科の先生も、痩せている人は特に著しいので筋トレをと仰っていました。

病院ではそれなりに頑張りましたが、やはり決まった動きしかできないので、自宅での家事での運動量も侮れないと思いました。


病院での筋トレ事情は以前の記事にて

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◆食欲亢進は、しているようなしていないような感じです。糖尿病や肥満傾向の方は食事にかなり気をつけなければならないようですが、私は甘いものが好きなこと以外は元々和食中心の食生活で、むしろ最近は体重減少が気になっていたので、食事のバランスに気を付ける程度です。


◆ムーンフェイス(中心性肥満)は、外からもわかりやすいお馴染みの副作用ですが、肥満を避けるとあまり目立たなくなるとのこと、今までは気になりませんでしたが、自宅に戻ってしっかり食べるようになり眠れるようになったら少し顔が膨らんできました。

これは薬を十分に減量もしくはやめたら消失するそうです。




病気になるということは、病気そのものを狙い撃ちするのと引き換えに、正常な身体の働きを壊すことでもあり、簡単なことではないということを痛感しました。

ステロイドの副作用に精神症状があるけれど、薬のせいでなくても鬱になる要素満載ですねー

ですが落ち込んで治るものでもなし、今はこの時しか出来ないことを楽しんで自分の機嫌を取りながら、時を稼ぎたいと思いますうーん


おやつにお豆腐のガトーショコラを作りました

流行りのグルテンフリーで美味しくて簡単ハート

オーブンを使うとお部屋も暖まって

美味しい香りがして

良いことばっかり照れ