映画『レナードの朝』(1991年 ロバート・デ・ニーロ)
『ONE PIECE』の最新話を読んで思い出したのがこの映画でした。
いつかは必ずお別れの時が来る、という話。
脳神経の病気でずっと昏睡状態だった主人公がある薬の効果で目を覚ます。同じ病院に入院していた他の患者たちも。患者たちは生きる喜びを取り戻したのだけれど、その薬の効果がだんだんと薄れてきて再び昏睡に入る未来が見えてしまう。生を取り戻せたのはとても短い時間だったけれども無いよりは良かったと、運命を受け入れてまた昏睡に入っていく。
生きて元気でいる時間がいかに大切かを教えてくれる映画です。ロバート・デ・ニーロはどんな役でもその役になりきって違和感がないすごい俳優ですね。共演のロビン・ウィリアムズもいいです。
そしてONE PIECEもいつか麦わらの一味にお別れのときが来る、麦わらの一味とファン(私)の間にもお別れのときがくる。それを連想してしまう最新話で私は今、とてもさびしくなっているのです。
ようやくバイクで走るのが気持ちいい季節になりました。