映画『レナードの朝』(1991年 ロバート・デ・ニーロ)

 

 『ONE PIECE』の最新話を読んで思い出したのがこの映画でした。

 

 いつかは必ずお別れの時が来る、という話。

 

 脳神経の病気でずっと昏睡状態だった主人公がある薬の効果で目を覚ます。同じ病院に入院していた他の患者たちも。患者たちは生きる喜びを取り戻したのだけれど、その薬の効果がだんだんと薄れてきて再び昏睡に入る未来が見えてしまう。生を取り戻せたのはとても短い時間だったけれども無いよりは良かったと、運命を受け入れてまた昏睡に入っていく。

 

 生きて元気でいる時間がいかに大切かを教えてくれる映画です。ロバート・デ・ニーロはどんな役でもその役になりきって違和感がないすごい俳優ですね。共演のロビン・ウィリアムズもいいです。

 

 そしてONE PIECEもいつか麦わらの一味にお別れのときが来る、麦わらの一味とファン(私)の間にもお別れのときがくる。それを連想してしまう最新話で私は今、とてもさびしくなっているのです。

 

 

  

  ようやくバイクで走るのが気持ちいい季節になりました。

 

 

 

 大学生の娘が一人でギリシャに行っておりまして父親としては心配でしょうがないのですがInstaの投稿を見ると本人は楽しんでいるようです。

 

 飛行機もホテルも全部自分で手配しての一人旅で失敗もあるでしょうがそれもいいだろうとOKしたものの…。

 

 ギリシャは現代の黒魔術へ繋がる古代魔術の発祥の地です。黒魔術で蘇った悪魔がホテルで寝ている娘を襲ったらどうしよう、などと考えるのです。

 

 それにしてもうらやましい。知っている人なら知っている、アレクサンダー大王の秘書官エウメネスが主人公のマンガ『ヒストリエ』(岩明均)の舞台じゃないですか。

 

 アレクサンダーやエウメネスが見た海の向こうにアジアの大地が広がる景色、私も見てみたいです。

 

 恐怖は無知から生まれる。いろいろなことを知れば知るほど強くなれる。

 

 そう思いながら、日本に戻るまであと数日、我慢の父親です。

 

 

    

    アテネって意外と大きな街なんですね。

 

 洗車した直後に雨が降るのは”あるある”ですが、その直後にフロントガラスを見ると、、、

 

 

 上の写真のようになってしまいます。洗車直後の一雨でこれなんですね。

 

 このときボンネットのほうを見ると下の写真のように。

 

 

 おい、おい、おい、おい、、、

 

 雨粒はもともと小さな塵やホコリや花粉が芯になっているとのことですが黒ずんだ塵で車のボンネットが汚れています。

 

 これバイクに乗るともっとよくわかるんです。雨が降らなくても白いTシャツが上の写真みたいに汚れてしまうのでね。2号線バイパスを走ると一番汚れますね。

 

 30年前に同じことを東京で感じていましたが岡山でこれだと今の東京はもっとひどいのでしょうか。

 

 そして、いいのかこれで?

 

 

 今年のはじめにたてた目標どおりに船舶免許を取得しました。何か新しいことに取り組んでみたかったので。

 

 海上での航行のルールとか、船の離岸・着岸の実技、ロープの結び方とか、ほんとに目新しいことばかりで楽しかったです。私より少し年下ぐらいでこれから漁師になるという人と一緒に牛窓の海で実技の講習を受けたり。めちゃくちゃ暑かったけど楽しかった。

 

 さて免許を取って、船は買うよりレンタルのほうがいいと思っていますが、とりあえず麦わら帽子を買って気持ちの準備をしておきます。

 

 

  

 

 

 

『遺言書を作っておいたほうがいいでしょうか?』… よく聞かれる質問です。

 

 弊社のお客様からの個別の質問なら、家族構成やお客様の財産状況などわかっているので答えやすいです。

 

 でも何を基準に答えるかというと、そのような基準はないので一般論としては答えられないのです。

 

 揉める相続は遺言があってもなくても揉めますから、ないよりは増しという程度かと思います。逆に揉めない相続は遺言があってもなくても揉めませんし…。

 

 …感情の問題ですから、こうすれば揉めない、という魔法のツールみたいなものはないでしょう。

 

 揉めている相続の手続きをお手伝いさせていただいたことも何度もありますが『遺言しておけば揉めなかったのに』と感じたことはないです。

 

 一般論として言えるのは、

 

  ・相続人以外の人に財産を受け継がせたい場合

  ・離婚した後、再婚した場合で特定の財産を特定の人に受け継がせたい場合

 

 などには有効と思います。いずれの場合も生命保険を使って特定の人に財産を受け継いでもらうことも可能です。

 

 相続税の申告が必要かどうかにかかわらず、相続の手続きというのは大変ですね。私自身も経験ありますが、人生にそう何度もあることでなければ、相続発生の順番が逆だったりしなければ、それも人生の一部ということで…。

 

 

ONE PIECEの作者の尾田さんが最新刊の巻頭コメントでホワイト社会のことを書いています。

 

清潔で潔白な人しか生き残れないホワイト社会…。

 

そんな窮屈な世界では麦わらのルフィは生きていけない、という意味のことを。

 

私が感じているのと同じことを尾田さんも感じていてそれをちゃんと文章にしてくれていることで安心します。

 

そこに何か、上に抜けようとする人の足を引っ張るような空気を感じる。

 

江戸時代の5人組とか村八分という制度みたいな日本人が持っている負の一面がそこに現れているようで、なんでそこまでみんな一緒じゃないといけないのかと思いますが、そのほうが楽だと感じる人が多いのでしょうか。

 

でも世界は常に動いています。

 

『沈むのもみんな一緒に、』みたいな船には乗りたくない…。

 

 

 

全然、関係ないけどバイクを買い替えました。

 

2003年式 HONDA HORNET250です。車では考えられない21年落ちの中古ですが新車より高いのですよ。

 

  

 

 

岡山の税理士が毎朝見ているYou Tube動画があります。

 

『とも米国株式投資チャンネル』。

 

 毎朝、終了したばかりの米国株式市場の状況を解説してくれるのですが日本のTV番組を見るよりずっといいです。

 

 何がいいかというと、

 

 同じニュースでも投資の世界では偏見や先入観が入ると良くないから事実が簡潔に発信される。

 

 ウクライナとか大統領選とかコロナとか、世界の動きがそこに集約されている。

 

 … などですね。毎朝15分程度、ラジオのように聞けるというのもいいです。

 

 もう見始めてから2年ぐらいになりますが、FRB理事とか連銀総裁とか、アメリカの重要なポストはそれ相応に能力のある人が就いていて職責を果たそうとしているのを感じます。そこが日本とは大きな違いと感じます…残念😖。

 

 米国株式関連のYouTube動画は他にもいろいろあるので好みで見たらいいと思いますよ。

 

 

  株式市場ヒート・マップ 岡山の税理士が毎朝見ている画像です。

  

 

雨の合い間に玉野方面へ軽くキスを釣りに行ってみました。

 

 

暑いので1時間ちょっとしか出来ませんが本気でしまなみまで行くときより釣れました。

 

『ほら♪ あなたにとって大事な人ほど♪ すぐそばにいるの♪』っていう感じですね。

 

途中でバカでかい船が目の前を通ります。横に倒れないのか不思議な感じです。

 

 

夏が旬のキスの天ぷらを食べることが出来たので次はウナギを釣りに行ってみようと思います。

 

 

 将来、どんな人になりたいと思いますか?

 

 …採用関係の某サイトに記載されているNG質問。

 

 私は採用する立場ですから面接の際のNG質問はだいたい理解していると思いますが、私の価値観がどれぐらい社会の常識からずれてしまっているのか不安にもなることもあります。

 

 それなりにしっかりした会社がネットで情報発信するときにその記事を書く人は無難な記事しか書けない。無難な記事ばかりがネットで配信されてその価値観がスタンダードになっていく。

 

 でも東京の大企業と岡山の中小企業って別世界だから…採用面接も違っていいと思いますけどね。

 

 私が面接のときにする質問はだいたいその答えが採用、不採用を決めるポイントにはならないです。そこから話が展開すればいいし、しなければ別の質問をしてみる。話のキッカケのようなものでそれ以上、深い意味はないことが多いです。

 

 

 愛読書を教えてくれますか?

 

 … 履歴書の趣味の欄に”読書”って書いてあったら聞いてもいいでしょう?

 

 

 ちなみに私の愛読書の一つは手塚治虫の『ブッダ』です。2000年以上前から変わることのない人間の愛や憎しみ、悩みについてブッダはどのような話をしたのか、勉強になります。何か問題あります?

 

 

  

 

 

 半導体製造の世界シェアと貿易収支

 

 半導体はかって日本が世界No.1でしたがが台湾セミコンダクタやエヌヴィディアなどいつの間にか外国にシェアを奪われてしまった残念な業界です。これは日本の政界、経済界の大きな失敗です。大きすぎる失敗です。

 

 半導体に限らず日本の貿易収支は2011年頃から赤字になり今はやや持ち直しましたが日本が輸出立国、貿易立国と言われた時代は終わりました。

 

 今の日本は国全体をひとつの家庭にたとえると労働による収入よりも支出のほうが多い状態。金融資産の収支で補ってはいますが人口が減少していくうえに一人ひとりの労働時間も減らそうというのですから、この先さらに家計が厳しくなるのは必然であり、社会に提供する価値が減っているのですから日本の存在価値が低下して円安になるのも必然です。

 

 それでも今までより不便な暮らし、ぜいたくのない暮らしを受け入れていくならそれも一つの選択肢ではあると思います。世界のトップクラスはあきらめてイタリアやギリシャ(ごめんなさい)ぐらいの国になる。現実に日本全体としては今、そういう方向です。

 

 ですがなるべく働きたくないという人が増える社会にはチャンスもあると思います。働いて商品やサービスを提供することの価値が高まるのであればよく働く人は今まで以上にその対価を得ることが出来る方向に変わっていくかもしれません。需要も減少するけれどそれより先にそれ以上に供給が減少している。今の物価高にはそういう側面もあるのだと思います。

 

 

  

  半導体業界における日本の激しい凋落 

 

  

  

   輸出と輸入は2011年頃に逆転して赤字に。

 

 

   

   日本の存在価値が低下しています。