「お茶の魅力を次世代に語り継ごう」のコーナー(2024/7/13オンエア内容) | MITSUのブログ

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「お茶の魅力を次世代に語り継ごう」のコーナー♪

※このコーナーは京都山城地域伝統の名産品でありますお茶を、これからの次世代にも親しみを持って楽しんで頂ける様にお茶に纏わる魅力を惜しみなく紹介していくコーナーでございます!

 

先日、京都 和束町にございます「お茶の上香園」さんにお伺い致しまして、お茶に纏わる興味深いお話しを沢山聴かせて頂きましたので、ご紹介してまいりたいと思います。

 

今日は【お茶の特徴】についてのお話しです!

 

樋口君、「お茶の種類」と言われて、思い浮かぶもの教えて頂いて良いでしょうか?

 

FMうじディレクター樋口君→ 「緑茶、紅茶、ウーロン茶...みたいな事ですか?」

 

では「お茶の葉の品種」と言われて思い浮かぶものはございますか?

 

FMうじディレクター樋口君→ 「これガチで言っていいんですかね?あさひ、さみどり、うじひかり...などがあるのは実は予習しております 笑」

 

おお!樋口君すみません!バカにしておりましたm(_ _)m

 

※全国的な茶の品種の代表格は「やぶきた」で全品種の約70%を占める。

 

一般的には「お茶の葉の品種」よりも「お茶の種類」の方が知られていますよね。

市場には「お茶の種類」で販売されてますので、もしかしたらお茶の葉に品種がある事、それ自体を知らない方もおられるかも...!

何故、この現象が起こっているかというと「日本茶の種類」は、「お茶の葉の品種」で決まっているのではなく、摘み取りの時期や育成方法、加工方法などで決まっているから!なのですね。

 

例えば「りんご」に例えると「リンゴ」やったら「サンふじリンゴ」とか、「早生ふじ」とか「王林」とか、品種で市場に出回ってますよね。

 

これがお茶の場合は「お茶の葉の品種」ではなく「お茶の種類」として市場に出ているという事です。

 

例えばお茶の収穫までを言えば、日光に直接 当てて育てたものが煎茶、 収穫前に黒い布をかぶせてアミノ酸を増やしたものが冠せ茶、そして専用の基準を満たした黒い被せの棚(たな)で覆って育てたものが玉露や碾茶になります。

良いお茶が出来るかどうかはお茶の葉の品種も大事なのですが、お茶の育て方や製茶方法が大きく関わってくるという事ですね。

 

そして摘み取りの時期でいえば、五月初旬ごろにその年初めて摘み取るものが初茶(新茶)で、香り高く味が良い。当然値段も高いです。

 

その新芽を摘み取っても、またそこから新しい芽が生えてきまして、その葉は二番茶と呼ばれます。

7月頃に摘まれる二茶はさっぱりとした飲み口となり、様々な種類のお茶に加工されます。加工でもお茶の風味やお茶の煎れた時の色合いが変化します。

 

製茶の工程としましてはお茶の葉を一度、蒸す工程がありますが、蒸す時間が長いほど、出来たお茶を滝れた時の緑(水色)が濃くなりまして、その分逆に香りは薄くなります。

同じ品種の木でも育て方・加工方法で風味が全く変わるのが、【お茶の特徴】という事でございます!

 

今日は【お茶の特徴】についてのお勉強の時間でした♪

 

【お茶楽曲のご紹介】

 

 

 

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